もうすぐ定年退職を迎えるそこのあなた!
ずっと働いてきて、ようやく目指していた定年が近づこうとしているのになんだか“定年後の生活”に対して不安を感じていませんか?
そのような不安を感じてしまうのには、理由があります。
というのも、定年後に何をしたらいいのかわからないとか定年後にも楽しく生きることができるのか、生きがいを持っていきていけるのか心配になってしまう…という人も少なくないんです。
つまり、定年までに何をしておけばいいのか、定年からはどのように過ごせばいいのかと頭を悩ませているのは、あなただけではないということになります。
とはいえ、あと数年で確実にやってくる定年―リタイア―に向けて、今からできることはあるのか?
と一人で考えてみても、浮かぶのは一つ二つでそれも具体的なことではないはずです。
本当にそれだけをしていればいいのか?もっとすべきことがあるのではないか?
定年後の生活をより楽しめるようにしておくためにはどのようにしておけばいいんだろう…?
なんて考えてしまう人もいるのではないでしょうか。
ずばり、そんなあなたのためにこの記事では「定年までにしておいてほしいこと」をお伝えしています。
また、それだけはなく人によって考え方やとらえ方の違う“定年”の概念についての説明、また定年後も少しは収入を得たいと思っている人のためにアドバイスもしています。
ぜひ、この記事をよんで定年後はもっとあなたらしい人生を歩めるようにしてくださいね!
定年は何歳?
あなたのお勤めしている会社もしくは、旦那さんや奥さんの働いている会社では何歳が“定年退職”とされているでしょうか。
会社によってまちまちになることもあるのですが、日本の定年退職の年齢というのは決められているんですよね。
そのため、転職した人は定年退職が伸びていることもありますし、企業によっては退職後もアルバイトとして働かせてくれるようなところまであります。
ずばり、あなたの会社では何歳で仕事を終えることになっているのでしょうか?定年退職の年齢について、はじめに理解しておきましょう。
日本では65歳と定められている
あなたは、定年退職というと“65歳”と認識しているのではないでしょうか。
たしかに日本では基本的に最高で65歳まで働くことができるという規定になっています。
しかし、会社によってはその65歳になるよりも前に定年をしなくてはいけないこともあるんですよね。
筆者の親戚には、もともと65歳が定年退職の年齢でしたがその会社の経営が悪化することによって、55歳で定年退職をすることになった人もいます。
あなたは今「65歳までがんばればいいや!」と心に決めているかも知れませんが、あなたの会社の状況だったり、あなたが子会社へ出向になったときなどはその定年退職の年齢が変わるかもしれないということになります。
そうはいっても、日本において定年退職をする年齢は基本的に”65歳”と定められているので、その年齢が基準になるということを覚えておくようにしてくださいね!
68歳までに伸びる可能性もある
今はまだ日本の定年退職する年齢は65歳となっています。
しかし、実は68歳まで延びる可能性があるというのを知っていますか?
このことについては、連日の報道番組で放送されたり、それだけではなく雑誌にて取り上げられたり、書籍化されるなどしているのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
それに他人事ではなく、自分のことですからどうしても気になってしまうもののはず。
まだ国会で話し合われている段階ですが、高齢者となっても貧困層がふえているということ、働きたいのに働くことができないという人がいるという面から定年退職の年齢があがろうとしているんですね。
家族のためにもっと働きたい!と思っている人であれば、とてもうれしいニュースですよね。
しかし、反対に「あと数年でこの社蓄から解放される!」と思っていた人によっては、会社に通わなくてはいけない年数がのびるのでいやな気持になるでしょう。
それでも日本全体で見れば、68歳はまだまだ若く、まだまだ現役として働くことができるとみなされているんですよね。
つまり、あなたはまだ働く能力があり、国としてもその力を十分に発揮してほしいということなんです。
定年までにやっておきたいこと19個
これまでに定年退職をする年齢についてお伝えしてきましたよね!
あなたの会社の定年よりも長いこともあったでしょう。
働きたい人にとって定年というのはリスクのほかなりませんが、これまでに一生懸命に働いてきた人にとってはとてもうれしい時期がやってくるということで、ワクワクした気持ちでいっぱいになっているのではないでしょうか!
ずばり、そのようなワクワクした気持ちをかなえるためにも、定年後の生活になったときに「定年する前からこれをしておくべきだった」とか「定年するまでにもっと何かにチャレンジしておけばよかった」なんていう気持ちにならないように、ここでは定年までにぜひともやっておいてほしいことをご紹介しています!
あなたは、定年までの数年間もしくは数か月間の間になにかをしようと計画していますか?
もしくは、なにかをすでに始めているでしょうか。
定年後の生活の良しあしを決めるのは、定年してからではなく、まさに今だということを頭に入れておきましょう。
とはいっても、実際に何を始めればいいのかわからないですよね!
そんなあなたのために、ここでは定年までにやっておきたいことをなんと19個もご紹介しています!
すべてやるのもいいですし、あなたができそうだと思うことからチャレンジしてくださってもかまいません!
老後の時間をじっくりゆっくり過ごすことのできるように、今から少しずつ準備を始めましょう。
1:夫婦仲良く暮らす
あなたがもしもご結婚されているのであれば、定年するまでに必ず夫婦で仲良くできるようにしておいてください。
あなたは奥さんに日頃の感謝を伝えていますか?
また、奥さんは旦那さんに逆に感謝を伝えているでしょうか?
長い間一緒に過ごしていると、自然とあうんの呼吸ができるようになってしまうので相手に何を伝えなくても相手は分かってくれると思ってしまうものなんですよね。
たしかにそのようなご夫婦もたくさんいらっしゃいます。
しかし、夫婦によっては新婚当初とはかけはなれたズタズタの関係になっていることもあるでしょう。
そのような状態のままで定年を迎えるのを想像したことはありますか?
これまではどちらか一方、もしくは両方が外に働きに出ていたために二人の時間を減らすことができました。
しかし、定年するとなれば毎日家にいるようになりますよね。
そうするとお互いに嫌なところが見えやすくなるんです。
つまり、ケンカがたえなかったり、さらに相手のことを嫌いになってしまうこともあります。
また、旦那さんが定年後にずっと家にいるようになることによってうつ病を発症してしまう奥様もいらっしゃるくらいなんです。
でもそれって、日ごろからお互いについてしっかり知り合うことができず、たがいに対して思いやりを持つことができていなかった証拠でもあります。
「何かしてくれるのが当たり前」ではなく、そこに感謝の気持ちをもって仲良く暮らすように心がけてみましょう。
2:昔の友人と情報交換
社会人として長年活躍していると、どうしても昔からの知人や友人と連絡が途絶えてしまうものです。
特に40代以降の働き盛りの年齢になると、友だちよりも仕事を優先してきたという人も多いのではないでしょうか。
そのようにしてきたために、もう「あの友達とはやっていけないだろうな」と感じているかもしれません。
しかし、相手もあなたと同じように定年退職を迎える時期に差し掛かっています。
つまり、あなたと同じように定年後の生活に対して少し不安を感じているかもしれないんです。
だからこそ、昔の知人・友人と情報交換をするようにしましょう!
まだ連絡を取ることができているのであれば、そのまま情報を聞くのもいいですね。
まったくもって連絡を取ることができていないのであれば、まずは年賀状やお手紙などを出してみたり、その友人が暮らしているところに出向いてお茶に誘ったりするのもよいでしょう。
そうやって自分できっかけを作ることで昔の関係を取り戻していきましょう。
とはいっても、会えば”数日前にあったかのような”気持ちになれるはずです。
3:健康的な体づくり
社会人として、ビジネスマンとして仕事のために体を使ってきたあなた。
本当は体がボロボロになっていませんか?
ボロボロな体には実は気づけないものです。
それはいつも仕事のために馬鹿力を出すことができているから。
なかには、健康だけには気を付けるようにしている人もおられるかもしれないですね。
とはいっても、定年後はさらに年齢を老いていくことになりますから、今以上に健康に気を使わないといけません。
今では決まった時刻に出社し、そして決まった時刻に退社、眠る時間も定まっていることでしょう。
しかし、定年退職をするとすべてが自由になります。
何時におきて何時までに家をでて、何時発の電車にのらなきゃいけない・・・なんていう縛りなく生きることができるんですね。
つまり、生活習慣が悪化しやすいんです。
でも、日ごろから健康に気を付け、さらに健康的な体を作っておくことによってそれを習慣化することができます。
また、定年後になにかやりたいことができたときに健康面を気にすることなく―年齢を気にすることなく―チャレンジできるということになります。
それって重要だと思いませんか?
4:食事に気を遣う
ひとつ前の関連事項ではありますが、健康でいるためには“食事”に気を付けていかなくてはいけません。
愛妻弁当を食べている方もいれば、好きなだけ好きなものを食べている人もいるのではないでしょうか。
それだけ仕事というのはストレスがたまるものですよね。
しかし、そのような暴飲暴食をしていてはいつになっても健康になることができません。
それどころか生活習慣病などにかかり、やりたいことができてもドクターストップがかかってしまう、いざというときに体が動かない…なんていうことが起きます。
それじゃあ、定年後の生活を楽しむことはできないですよね。
定年後から食事に気を使うのではなく、今から体に慣らしておくようにしましょう。
5:ローンの返済
あなたにはまだ何かのローンの返済が残っているのではないでしょうか?
人によっては、家や車のローン、そのほかには生命保険の掛け金をまだ知らはい終えていないという人もいるかもしれないですね。
定年退職後には、当たり前ですが収入がありません。
すでに保険会社で年金制度を利用している方はそれを受給できるかもしれませんし、国民年金を受給することもできるでしょう。
しかし、それでも収入には限りがありますよね。
ましてやいまだに貯金ができていない人というのは、定年後に苦労することになります。
お金は入ってこないのにどんどんお金が出ていく始末です。
定年後は多くの方がゆっくりと暮らしたいと考えているはずです。
その気持ちをかなえるためにも、ぜひとも働いているうちにローンの返済を終えるようにしてください。
完全に終えることができなかったとしても、少しでも払い込みを終えることができていれば定年後に少しは心に余裕をもつことができますよ!
6:子供とのコミュニケーション
定年する年齢となるとすでにお子様は大きくなっていることでしょう。
なかには、お子様が結婚して、御孫さんまでいる方もいらっしゃるかもしれないですね。
そんな子供たちとは、まめにコミュニケーションをとっているでしょうか?
子供が小さいころは当たり前のように一緒に暮らすものですが、次第に成長して彼らは巣立っていきますよね。
ずばり、子供と一緒に暮らすなんてほとんどあり得ません。
そのため、子供とのコミュニケーションがお粗末になっていることが多いんですね。
これまではあなたも減益として働いていたのですが、これからはもう“助けてもらう立場”になります。
何かあったときに頼ることができるのは、配偶者だけではなく子供という一番近い親族になるんです。
何かあったときに受け入れてもらえない、逆に受け入れることができないなんていうことがないように今のうちからコミュニケーションを密にとっておきましょう。
現代ではスマホで簡単に連絡を取ることのできるラインというアプリもありますから、それを活用するのもいいですね!
7:仕事以外の趣味を持つ
高度経済成長期に働いていたあなたは、もしかしたら周りの人から「仕事人間」なんて呼ばれていたかもしれません。
もしくは今でもそのように呼ばれているかもしれないですね。
仕事人間というのは、仕事しかすることがなく趣味を一切持っていない人のことを指しています。
つまり、仕事に一生懸命になっていたがために自分のやりたいことに目をつむってそれをやってこなかった”無趣味”になった人のことを指します。
そのようなタイプの人が定年退職をすると決まって、”何もすることがない”という理由で家に引きこもるようになります。
人って不思議なことに太陽の光に浴びない日々が続いたり、他人とコミュニケーションをとらない日々が続いたりすると勝手に精神の病気になってしまうんですよね。
つまり、あなたも仕事以外の趣味を持たなければ、将来的にうつ病などの精神の病におかされてしまうということになります。
そんなの嫌ですよね!
もっと楽しむために、今からでも少しでも気になると思ったことには手を出すようにしてみましょう。
8:よく笑う
あなたは日ごろから笑っていますか?
忙しい毎日を送っていたり、何をしてもうまくいかない日々が続いているとどうしても笑顔を作ることができないですよね。
それどころか笑顔というのがどのようなことだったのかさえも忘れてしまっている人もいるのではないでしょうか。
ことわざに「笑う門に福来る」という言葉があります。
これはいつでも笑顔でいれば、幸せになることができるという意味を持っているものですね。
あなたもそのように笑顔を作れるようにしてください。
もしかしたらあなたは今の職場に苦しめられているのかも知れません。
でもあなたが働いてきた過去を消すこともできないですよね。
周りの人にもたくさんお世話になったのではないでしょうか。
周りの人がいたからこそ、あなたはここまでやってこれたのです。
その感謝の気持ちを伝えるのは恥ずかしいですよね。
だったら”終わり良ければ総て良し”といことわざのように、最後くらいは笑顔で過ごしてみましょう。
するとこれまでは冷たいと感じていた周りの人の態度もどこか優しく感じるようになります。
それに、あなたがこれまでに苦しんでいたことが解決できるようなことも起こるでしょう。
また、退職日には笑顔でその場を立ち去ることができるので、気分よく定年退職を迎えられるんです。
今からそのような気持ちで最後の日を迎えることができるように仕向けて行きましょう。
9:日頃から歩く
会社に行くためには電車を使っている人が多いかと思います。
その駅まで、もしくは会社までのルートのなかであなたは、日ごろからどれくらいの距離を歩いているでしょうか?
人によっては、日ごろから歩かずに自動車出勤をしていたり、タクシーを活用なさっている方もいらっしゃるかもしれないですね。
それらの乗り物はとても便利です。
しかし、反対にあなたの健康を損なう危険を伴っています。]
歩くだけでも多くのカロリーを消費することができるので健康的でいられるんですよね!
また、日ごろから歩くことによって、”小さな発見”をたくさんすることができます。
車や自転車だといつもはすーっと通り過ぎてしまうような当たり前の日常の中にも、歩いていれば「こんなの知らなかった!」という発見がたくさん詰まっているものなんです。
例えば、おいしそうなイタリアンのお店、ちょっとした雑貨屋さん、奥さんが好きそうな花を扱っている花屋さんなどもあれば、最近できたばかりの居酒屋さんなどを発見できることも。
そのような小さな発見はあなたを成長させてくれますし、「そこに行ってみよう」と好奇心を刺激することもできますよね!
10:貯金
さきほど定年退職するまでに必ずローンの支払いを終えておくように…とお伝えしましたよね。
そのあたりでお伝えしたのですが、貯金もしっかりしておきましょう。
計画的な方であればこれからやってくる定年退職のために、貯金をすでに終えていることでしょう。
しかし、なかには借金を返すのに精いっぱいだったとか子供の育児費用に思っていたよりもかけてしまったなんていう方もいるはずです。
それだと貯金したくてもできないような事態が続いていたはずです。
つまり、貯金がないんですよね。
でもあきらめる必要はありません!今からでも少しずつ節約をして貯金をしていきましょう。
少しでも貯金を作っておくことによって、定年後の収入のない生活を安心して暮らすことができるようになりますよ。
あるのとないのとでは、気持ちも違うと思いませんか?
【貯蓄方法は、こちらの記事もチェック!】
11:保険に入る
今から生命保険に入るとなると少し掛け金が高くなってしまいますが、もしも入っていないというのであれば入りましょう。
保険会社といってもさまざまな会社、さまざまなプランがあるので自分にどれくらい必要なのかをしっかり計算してから、見積もりを出してもらうようにしてください。
なぜ、この段階で保険に入るべきなのかといいますと定年退職後には体が今よりも衰えることになります。
つまり、これまでに大きな病気をしたことがなかった人でもそのリスクを抱えるということになるんですね。
医療費というのは、保険を使ったとしてもかなりの金額がかかるものです。
特に先進医療を使っての治療をすることになれば、もっともっとお金はかかると思ってください。
そのようなときに貯金もない、頼れるところもない…といったら、せっかくの定年後の人生を楽しむことができないですよね。
ですから、必ずなんでもいいので入るようにしてください。
筆者のおすすめは、掛け捨て型ですが割安でとても良い処遇を受けることのできる都道府県民共済です。
ぜひご検討ください。
12:ボランティア
あなたは、これまでの人生のなかにおいてボランティアをしたことはありますか?ボランティアというのは慈善事業なので一切のお金になりません。
でもそこで学べるものって大きいんですよね!
例えば、ボランティアに参加するまでは知らなかったその人たちの気持ちを知ることができたり、テレビでは絶対に放送されないような事実を知ることになったりします。
つまり、ボランティアというのは心を成長させるには絶対的に参加しておいたほうがいいものなんです。
とはいえ、どこでボランティアにいけばいいのかわからないかもしれないですよね。
そのような方は、お住いの地方自治体の役所に行ってみましょう。
必ずボランティア課というのがあり、そこでボランティアを紹介してもらえるはずです。
13:肌の手入れ
年を取ると誰でも肌が衰えるものです。
あなたも肌の衰えを多少は感じているのではないでしょうか?
なかには、「肌なんてこんなもんだ」とあきらめている方もいらっしゃるかもしれないですね。
しかし、そのようにあきらめるのはまだ早いです!
肌というのは、時間をかければかけるほどに、そして愛情を注げば注ぐほどにキレイになるものです。
定年退職後に少しでもおしゃれを楽しめるように、そして少しでも自分自身に自信をもつためにも今からお肌のお手入れを始めましょう!
とはいっても、実際にどのようなことをすればいいのかわからない!という方もいらっしゃいますよね。
ぜひ「化粧水」や「乳液」、そして「保湿クリーム」などを塗るようにしてみてください。
年齢とともに肌はかさついてしまうものですが、それをなくし、ツルツルピカピカの肌に仕上げてくれます!
14:早寝早起き
今現役で仕事をしているはずですから、自然と毎朝目覚めることができたり、難しくても無理やりにでも朝早く起きているのではないでしょうか?
早起きをして、それでいて仕事も一生懸命に取り組んでいると夜になればそれなりに眠くなり、疲労感もあってすぐに眠ることができるはずです。
しかし、定年退職後には決まった時間帯に出社する必要もありませんし、そのためによる早目に眠るようなことをしなくてもいいんですよね。
つまり“自由”を手に入れることになります。
かといって、遅く起きて遅く寝るような生活をしていると生活リズムがくずれるだけではなく、人として堕落することになります。
そのようにしないために、そしてあなたの1日を充実したものにするためにも必ず早寝早起きをするようにしましょう。
それに年齢をとればとるほどに体の無理は聞かなくなるものですが、早寝早起きだけでも習慣にしておくだけでかなり変わります。
元気に毎日を過ごせるようになりますよ!
15:退職後の収入源を確保する
これまでに何度もお伝えしていますが、定年退職をすると年金や保険以外からの収入を確保するのは難しいですよね。
なぜならば、会社からはもう給料はもらうことができなくなるわけです。
それでも私たちは生きていかなくちゃいけませんし、きっとチャレンジしたいことも出てくるでしょう。
そんなときに苦労したり、悲しい思い、さらにはお金がないことを理由にして何もできないようなことがないように、いまから退職後の収入減を確保するようにしてください。
人によっては投資を始める人もいるかもしれないですし、個人経営のビジネスを始める方もいらっしゃるかもしれないですよね!
現代社会は、昔と比べてみると比較的お金を稼ぎやすい時代になっています。
家にいても収入を得る手段はたくさんあるんですよね。
あとはあなたの腕次第ということになります。
「定年してから」というのではなく、今から少しずつ準備をはじめておくと何かあったときに困らないですよ。
16:定期検診
健康に気を使っている方であれば、毎年行われている健康診断を受けていることでしょう。
会社で必ず受けなくてはいけないという人もいれば、そのような制度がないために市区町村の無料の健康診断を受けているという方もいるかもしれないですね。
1年前には何もなかったからだでもこの1年でどこか悪くなっているなんてよくあることです。
そのような病気は、どんな小さなものでも早期発見をすることがとても重要になります。
あなたの楽しみにしていた定年退職後のバラ色の人生を送るためにも何よりも健康でいることが大切ですよね!
だからこそ、どんなに小さな病気でも早めに見つけて治療を始めましょう。
病気によっては早い段階で発見したほうが医療費を安くすることもできるので、金銭面も考えると定期健診はしておいたほうがいいでしょう。
17:持ち家の確保
あなたには持ち家がありますか?
定年退職をする年代になるとそろそろちょうど家のローンの支払いが終わる方がほとんどでしょう。
しかし、なかにはまだローンを支払っていかなくちゃいけない人もいますね。
どのような場合にせよ、持ち家を確保してください。
その家の所有者を明らかにできる書類をしっかり管理しておくことです。
誰かに騙されることもなければ、何かあったときに家を担保にすることが可能ですね。
18:町内の行事に積極的に参加
仕事ばかりに一生懸命になっていた人というのは、ご近所づきあいがあまりできていなかったのではないでしょうか?そんなあなたは、これからその街を中心にして生きることになります。
つまり、そのご近所さんたちとの交流や顔を合わせる機会が増えるんですよね。
定年退職してからでもそのような人たちと仲良くすることはできますが、できれば定年退職する前から仲良くできるようにしておきましょう。
そのためにできるのは”町内の行事に参加する”ということになります。
町内行事は町内の人と効率よく会うことができるので、すぐに知り合いを増やすことができます。
19:定年後にやりたいことをリスト化
あなたは、定年退職後にやりたいことはありますか?
あるのであれば、どんなに小さなことでもリスト化するようにしてください!
リスト化しておくことによって「何から始めようか」なんてワクワクすることができます。
モノによっては、今の段階から着手することができるものもあるはずです。
ぜひ、リスト化してあなたのバラ色の定年退職人生に役立てて下さいね!
定年退職後も仕事ができる?
これまでには定年退職後に”主に楽しむため”にすべきことをお伝えしてきました。
しかし、なかにはまだまだ働きたい!働くことこそが自分の生きがいだ!と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのような方は、ぜひとも”ビジネス”を始めてみましょう。
また、65歳を過ぎても(68歳でも)雇ってくれる企業というのは実はたくさんあるんですね。
それに高齢化がささやかれている現代では、そのような定年退職後の人材を雇おうとする企業が増えるとされていますし、すでにそれを検討している会社もあるくらいです。
ぜひ、やる気があるのであれば無理にならない程度に定年退職後にも働いてみるといいでしょう。
定年退職後に豊かな暮らしをするために準備しておこう
今回は“定年退職後を豊かに暮らすために今できること”をお伝えしてきました。
すでに実践しているものもあれば、まったくもって実践することも想像しなかったものもあったことでしょう。
どんなことでもそうですが、“備えあれば憂いなし”というものです。
退職後になって「現役のときにあれをやっておけばよかった!」なんてことにならないように、パワーあふれる今のうちにできることを終えてしまいましょう。]