ここで質問です。
あなたは現在、どれくらいの貯金がありますか?
その貯金がないからこの記事を開いたという方は、全く貯蓄がないことでしょう。
その反対にお金を使うよりも貯めるのが好きな方の口座には、たくさんのお金が貯蓄されていることでしょう。
「備えあれば憂いなし」という言葉があるように、お金があるに越したことはありません。
そんなのは誰もがお分かりいただけるように、”あればあるだけ、なんとでもなるから”なんです。
しかし、いざという時にお金がないとどこからか借金をしなければならなくなったり、またはお金がないことを理由に人生の幅を狭め、可能性をなくしてしまことにもなります。
「いつかすればいい」のではないのです。
”その時”は突然にやってくるもの。
この記事は、どれくらいの貯蓄をしていればいいのかをご紹介します。
結婚や子育て、終活など気になる項目に分けてお伝えしています♪
この記事を参考にして、これからの貯蓄プランを練ってみては?
貯蓄って必要なの?
あなたは、貯蓄は必要だと思いますか?
堅実な人であれば、貯蓄は絶対的なものと考えており、コツコツと貯蓄していることでしょう。
しかし、その日暮らしで何も嫌な経験をしたことがない方にとっては、毎月入ってくるお金をどうにかしてやりくりすれば「生きていける」と思っている方もいるのではないでしょうか。
たしかにあるだけのお金で生きていけるとなれば、貯蓄なんて必要ないと思いますよね。
また、毎月の収入が少ないし、支出もなにかと多いとなると貯蓄に回すのが難しいとかんじている方もいることでしょう。
しかし、そんな人だからこそ貯蓄をしておくべきなのです。
その理由を見ていきましょう。
貯蓄はしておくべき
貯蓄は、どんな状況であれどんな人であってもするべきです。
さまざまな書籍やWEBサイトには、「借金の返済を早くしないと利息だけが増えて損をする」「貯金よりも支払いを早く済ませましょう」なんて記述がされていますね。
たしかにそのように支払いを済ませることは、放棄してはいけません。
しかし、あなたが今日も明日も働いた分のお給料というのは、自分のためではなく借金や支払いのために働いていることになってしまうのです。
「いやいや、毎月自分のしたいことにお金を使っている」というかもしれません。
でも、それって身になることにお金を使えているでしょうか?たしかに自分にお金を使うことも大切です。
それがなくなってしまうと、きっと生きている意味を実感することができなくなり、うつになってしまうでしょう。
ではどうしたらいいのか。
毎月の収入があったら、すぐに”自分への支払い”を済ませるんです。
それは貯蓄として別の通帳に入れるなりしておきましょう。
その後に支払いをするのです。
多くの人は、支払いをしてから自分へお金を使いますよね。
その順序を逆にしてください。
だからといって”使いすぎていい”ということではないですよ。
きちんと支払い分をマイナスした分のお金を自分に与えてあげましょう。
それから支払いを済ませてください。
支払いを放棄するとうるさい電話が鳴り続けたり、苦しい思いをすることになりますよね。
まぁその「怖い気持ち」をお金を稼ぐ原動力にしなければならないんですが…。
それはまた別の話。
まずは、「どんな人でも、どんなに小額(毎月500円でも)貯蓄をするべきである」ということを頭に入れておいてください。
どのくらいの貯蓄が必要なのか
「貯蓄は必要」といわれても、漠然と貯蓄をはじめても何も楽しくないですよね。
ましてや生活費を削ってまで貯金をしなければならなくなるのであれば、それは過酷な道であるとしかいいようがありません。
人は、具体的な数字が見えるとやる気がみなぎるだけではなく、その目標を達成しやすくなるものです。
この記事では、その貯蓄額を具体的にご紹介していきます。
ですから、誰でも具体的な目標を立てることができ、必ずその目標額を貯蓄できるようになることでしょう。
節目や出来事によって金額は変わる
あなたは、これから貯蓄を始めるのであればどれくらい貯蓄をしようと思いますか?
もしかしたら、漠然と「1000万円!」なんてイメージした方もいるかもしれませんね。
では、その1000万円はどこに使うためのお金なのでしょうか?
お金というのは不思議なことに、何か「使い道」をイメージするかしないかだけで貯蓄するスピードが大きく変わってしまうんです。
大好きなあの子と結婚したい。
結納金に結婚式に新居に…なんて考えていると、結婚費用だけでもかなりの金額にいきますよね。
また、子供ができてその子供を育てるために使うお金となれば、もっとかかることでしょう。
そのように人生の中のイベントによってかかるお金というのは、全く金額が異なってくるのです。
そのため、漠然と「1000万円!」なんてイメージするのではなく、どこの節目や出来事のために使うお金なのかをしっかりと把握する必要があるんです。
必要額より多目に貯蓄しておこう
これからこの記事では、人生のイベントにおいて必要な貯蓄額の目安をご紹介していきます。
しかし、それはあくまでも”目安”です。
目安ということは、平均値といってもいいかもしれないのです。
ずばり、それくらいのお金がかかる人もいれば、かからずに貯蓄したお金が残ることもあるということです。
出来ればお金を残したいと思いますが、どれくらいかかるのかはその時にならなければはっきりしません。
そのため、貯蓄をするときには必要額よりも出来る限り多めに貯蓄をすることをオススメします。
「ただでさえ生活がキツイのに!」なんて思われるかもしれないですね。
しかし、その貯蓄はあなたを今後ハッピーにすることは変わりないんです。
予期せぬことが起きても大丈夫なように
たとえ話として、これからあなたは「車を購入」するために貯蓄するとしましょう。
ローンを組むのはばかばかしいからキャッシュで一括で購入するのが目標です。
その車は300万円。
しかし、車を購入したことがある方は分かると思いますが、自動車代金のほかにもその他もろもろのお金がかかってきてしまうんですよね。
そのお金を見込んで400万円貯蓄を目標にしていました。
あと少しで車を購入できるかと思ったときに、震災や自然災害などで家が流れてしまったらどうしましょう。
本来であれば、借金をしたりして家を建て直さなければならないところを、その貯金を頭金にして新しい家を建てることが出来るのです。
そのように人生というのは、いつなにがおきてもおかしくありません。
あなたが予期している人生というのは、必ずやってくることもあれば全く別の形で人生のコマを進めることになるかもしれないのです。
できれば、自分の想像したとおりの未来になってほしいものですが、予期しないことが起こることこそがこの人生の醍醐味なので出来る限り「臨機応変」な態度で対応したいですよね。
また、それだけではなく子供の私立大学の入学が決まったとか(本来は国立の予定だった)、ご両親の借金が判明して立て替えることが出来たとか、お金はあるに越したことはないのです。
そして、貯蓄を持っているということは、その人の心のゆとりを作りだしてくれるのです。
節目ごとに必要な金額って目安はどのくらい?
これまでに「貯蓄はどうして必要なのか」についてご紹介してきました。
なんとなくでも「貯蓄が必要である」ということに理解できたでしょうか?
貯蓄をすべきだと分かったところで、自分はどれくらいの貯蓄をすればいいのか?と疑問が浮かんでいる方がいることでしょう。
そのように考えることが出来ているのであれば、あなたはさぞかし賢い方なのでしょう。
まずは、あなたの今後の人生で訪れるかもしれないイベントを想像してみてください。
まだ未婚の方であれば、結婚をすることになるかもしれないですし、結婚をしたら子供が生まれるかもしれません。
また、子供がうまれたら子供の養育費がかかりますよね。
また、人はいつまでも一定の企業で働き続けることが出来ません。
というのも、定年退職制度があるからです。
ここでは、それらのイベントにおいて必要な貯蓄額をご紹介していきます。
ぜひ、参考にしてこれからの貯蓄プランを立ててみてください。
貯蓄はやみくもにするのではなく、ゴールとなる日付を決定し、そこから逆算して行なうことが重要ですよ!
結婚
誰もが憧れる”結婚”は、かなり大きなお金が動くものです。
既に結婚された方は分かると思いますが、男性であれば女性のご家族に結納金を支払わなければなりませんし、2人で暮らす新居を購入することになるかもしれないですよね。
また、新居で使う家具や家電なども一通り購入することでしょう。
また、女性であれば一度は着てみたいと考えているウェディングドレスの購入またはレンタル、そして挙式する会場費などさまざまなお金がかかります。
昨今の結婚式は昔と比べると、安い金額で借りることができ、式を挙げることができるようになっています。
しかし、どんなに結婚式を安くあげることができてもそれ以外にかかるお金を避けることは出来ませんよね。
【結婚貯金については、こちらの記事もチェック!】
式の費用以外にも必要な費用があるため100万円~300万円
結婚式の費用で100万円かかったとしても、それ以外に最大で300万円はかかると捉えておきましょう。
それは、新居を借りること、新しい家具・家電の購入などがあげられます。
また、古いしきたりを守っているご家族の方であれば「結納金」を支払うことになるのは確実です。
結納金は、女性の家族に合わせて金額が異なってきます。
また、女性の学歴によって結納金が変わってきますから、そこも頭に入れておきたいですね。
例として大卒女性であれば、相場は100万円以上となっています。
まぁこのような古い考えにとらわれることなく仲良く結婚式をあげたいものですが、万が一に備えて準備をしておきましょう。
お金の問題によって結婚ができないとなると、男女ともにお互いを責めることになりかねません。
出産
結婚をすれば可能性が出てくるのが「出産」です。
現在では晩婚化が進んでいることもあり、子供を産む女性が減り少子化がささやかれていますよね。
しかし、それは世間の話。
あなたには、しっかりと赤ちゃんが舞い降りてくれるかもしれないのです。
また、子供が欲しいから結婚をするという方もいることでしょう。
出産となるとまずは入院費、そしてベビー用品などにお金がかかってきます。
入院費は、病院によって異なるのでかかりつけの婦人科、または「ここで産むであろう」という大学病院などの入院費を調べておきましょう。
公式ホームページなどに、1日の病室の金額が掲載されていることが多いですよ。
だいたい出産予定日の1週間前あたりから入院をするお母さんが多いです。
その金額×7日で計算し、貯蓄のお金に足しましょう。
また、出産したからといってすぐに退院できるわけではありません。
その後数日間は病院で過ごすことになるのが普通ですので、そのことも考えておきたいですね。
ベビー用品などを考慮して30万円~50万円
そのような入院費のほかにベビーベッド、ベビー服、オムツ、おしゃぶり、ベビーカーなどのベビー用品がとても大切になってきます。
赤ちゃん用のお風呂も必要になってきますから、必要になるものリストをリストアップしておくといいですね!そうすればだいたい必要な金額を計算できることでしょう。
質にこだわることがないのであれば、中古ショップで購入するのもオススメ。
しかし、清潔なものを使ってあげたいですよね。
そんな時は、だいたい50万円ほどは用意しておきましょう。
ベビーカーなどは一度購入してしまえば、その次に生まれた子供にも使うことが出来ます。
しかし、落とし穴なのが”オムツ”なんです。
赤ちゃんは自分でトイレに行くことが出来ないのは誰もが知っていることでしょう。
そのため、オムツが必要になります。
そのオムツの出費が子育て世代の頭を悩ませているんですね。
高いからといって赤ちゃんのオムツを替えないわけには行きません。
また、日本製のオムツは質がよいことで有名で中国人などが爆買いをしていることも。
質がよいということは、赤ちゃんの肌をしっかり守れるということですよね。
全てを考慮して、50万円は貯蓄しておきましょう。
それでも不安に思うかたは、100万円くらいを目安に貯蓄しておくといいでしょう。
子供のお祝い事
子供を出産すれば、赤ちゃんはすくすくと成長していくことでしょう。
生まれてからは「お食い初め」などイベントがありますが、その後にも七五三だったり、20歳のお祝いなどさまざまなものがありますよね。
そこで親としてお祝いをすることになります。
もしかしたらあなたのご両親は、あなたのお祝いをしてくれなかったかもしれないですね。
そうであれば、お祝いをしないことになるでしょう。
しかし、自分の子供ですから元気に育っていることをお祝いしたくなるはず。
急にそのイベント間近になって「お祝いしたい!お金がない」なんてならないように、もしものために貯蓄するのがオススメ。
各行事ごとに5万円~10万円
どのお祝いにもだいたい5万円くらいは用意しておきたいですね。
大人であればこれくらいはポケットマネーから出すことが出来る方もいるかもしれません。
もちろんそれでもよいのですが、できればその時に焦らないように貯蓄しておきたいものです。
自分のことものお祝いだけではなく、親族の子供のお祝い、お正月のお年玉などを上げる際にも使うことができるでしょう。
子供が小さければちいさいほどにそのお金は、子供ではなくその親が使うことになります。
それが気に食わないのであれば、物で何かをプレゼントするようにしましょう。
車の購入
冒頭でもご紹介しましたが、生きていれば誰でも車を購入したいと思う時期がやってきます。
それは住んでいる地域が車がなければ移動できない場所かもしれないですし、子供の送迎や買い物には自転車よりも雨風をしのげる自動車が良いと考えるかもしれないですね。
自動車に乗ろうと考えるというのは、突然にやってきます。
もしも車の免許を持っていないのであれば、まずはそこから始めなければなりません。
教習所に通うのだけでも高くて30万円以上かかることもありますから、それも考えて貯金しておきたいですね。
それに今現在は車を持っていて何不自由ない生活をしているかもしれません。
車検もしっかり行なっている車でさえも故障は、突然やってきます。
急に変な音がしだして、数日後には走らなくなってしまったとなると修理に出すか購入するかを考えなければなりません。
その車に愛着があるのであれば修理に出すのかもしれませんが、修理費と新車を購入する代金が同じくらいであれば新車の購入を検討する方が多いのではないでしょうか。
そんなときに貯蓄があれば、ローンを組まずに購入することができます。
ローンを組むのはカッコイイと思っている方がいますが、言い換えてみれば借金ですからね。
できればキャッシュで一括で払うことが好ましいのです。
このように急に故障することもあれば、家族の人数が増えていくことで今現在の車では狭いと感じることもあるようです。
セダンタイプやスポーツカータイプ、軽自動車を乗りこなしていたけれど、とうとう子供の3人目が生まれたとなるとどうしても使いずらいですよね。
生活にあったものとはいえません。
そうなると、多くの方は「もっと大きな車にすればいい!」と考えるものです。
あなたも、そのような考えが浮かんだことがあるのではないでしょうか?
ファミリーカーなどを検討して80万円~100万円
ずばり、そのような大きなタイプの車はファミリーカーと呼ばれますね。
テレビCMでも「子供の成長とともに車をかえよう」なんていううたい文句で車を紹介しています。
たしかに子供の体はどんどん大きくなるけれど、車が勝手にサイズアップするということはないんです。
ファミリーカーであれば6人以上は乗車することができますから、どんなに大家族でも乗りこなすことが出来るでしょう。
そんな大きなタイプの車だと高いのではないかと心配されてしまうかもしれないですね。
その心配は無用です!ファミリーカーといくらいですから、家族がいる顧客層へ売り出している車。
要するにお値段もそれなりに手ごろな価格に設定されていることが多いんです。
とはいっても、100万円は貯蓄しておきたいものです。
車のなかのオプションなどをつけるとどんどんと値段は上がっていきますから、ノーマルカスタムで100万円、アレンジをしたいのであれば200万円くらいに考えておきたいものです。
まずは、家族の人数そしてどれくらい出かけるかなどを考慮して、ショップ店員に相談してみるといいでしょう。
自動車メーカーのHPには、価格もしっかりと掲載されていますから店頭にて断ることが出来ないかもと心配なさっている方は、予めチェックすることをオススメします。
物件の購入やマイホームの購入など
今は独身で家族と一緒に暮らしている方であっても、就職し独立をするようになると自分自身で物件を購入することになりますよね。
それは結婚した相手との新居かもしれませんし、結婚はしないけれど「自分の城」としてその物件を購入するかもしれません。
多くの方は、結婚したときは賃貸のマンションやアパートに住んでいてお金がある程度貯蓄したら、自分の家を購入(ローンを組む)します。
自分の家を持つことはとても勇気がいることですが、でもやっぱり自分のステータスとしてそれを手に入れたいと考えている方もいることでしょう。
家を買うなんていうと、とても漠然な金額しか頭に浮かびませんよね。
その物件を観にいったり、モデルルームに足を運ぶことでその家に住むという実感をすることができます。
長期ローンのため頭金として500万円~800万円
ずばり、そんな夢のマイホームなど新しい物件を購入するときには、”頭金”として500万円~800万円必要になります。
ここで注意してほしいのが、頭金で必要になるということです。
頭金というのは、その物件の価格は全て払うことは出来ないけれど、その家を購入し支払っていきますよという意思を伝えるものです。
要するに、その頭金以外に毎月のようにローンを支払っていく必要があることを忘れないでください。
それは契約時にしっかりと説明を受けるはずですから、その際に気になることは色々とすべて質問しておきましょう。
要するに今すぐに家を購入することができるということなんです。
”頭金”さえあれば、の話ですが。
その頭金さえなければ、家を購入することはできません。
ですから、いつかは夢のマイホームを持ちたいと考えているのであれば、800万円くらいはためておきたいものですね。
しかし、最近では20代の若い層でも購入することのできる低価格の家(タ◯ホーム)などがあります。
あなたの収入に合わせて、物件やその会社を選ぶのも手かもしれません。
これは定かではありませんが、安ければいいということではないことも忘れないでください。
日本は地震大国ですから、その震災に強い基準を持った家を選ぶことをおすすめします。
だって、せっかく家を購入したとしても地震で倒れてしまっては意味がないじゃないですか。
そうすると少し値段は高くなるかもしれません。
でもあなたやあなたの家族の命は、守られるます。
家を購入するというのは、家族の命を守るということを忘れないようにしてください。
子供の高校進学など
子供はすくすくと成長し、小学校から中学校などの義務教育を終えます。
そうすると高校へ進学するか、そのまま就職するかを選ぶことになりますよね。
現在の日本では、ほとんどの学生が高校へ進学しています。
それは公立高校や私立高校など、種類がありますよね。
親としては高校までは進学し、勉強をしてほしいと願うものです。
それは、勉強するするだけではなくコミュニケーション能力を高めることにもつながりますし、人生において長く付き合える友人に出会える可能性が高いからなんです。
高校に進学するとなるとどこの地域であっても、”高校入試”というものがありますよね。
その試験をクリアすることができなければ、その高校に合格することはできないのです。
その結果、滑り止めとして受けていた私立高校に通うことになった方もいることでしょう。
ずばり、高校に合格するためには子供の知能レベルによっては学習塾や通信教育などを受けることが必要になってくるんです。
まぁ毎日の予習復習を欠かさず行い、できないところをその都度見直していればその必要はありません。
しかし、子供の成長はみんながみんな同じではなく、一人ひとりによって全く違うのです。
あなただって学生の頃にそれを感じたことがあるのではないでしょうか?いつも100点満点を取る生徒もいれば、いつも赤点ばっかり取っている生徒もいたはずです。
進学先によるが50万円~100万円
学習塾などの費用を含めないで、高校生活を過ごすとするとそれだけで50万円~100万円かかります。
それは制服の購入、教科書の購入、体操服や靴の購入などにかかるからです。
また、私立高校であれば授業料もかかりますから、毎月の引き落とし日を気にしなければなりません。
だいたい私立高校であれば、毎月3万円程度の授業料を支払うことになります。
それが3年間続けば、おおよその計算で90万円くらいになりますよね。
高校生活をするだけでそれくらいかかります。
また、その子供がアルバイトなどをして自分のお小遣いを稼ぐようになってくれたらいいのですが、そうではない場合はお小遣いをあげることになるでしょう。
高校生というのは多感な時期で、なにかとオシャレや通信費にお金がかかりがち。
毎月のお小遣い額を決めていればいいのですが、そうではない場合はあげすぎないように注意しなければなりません。
子供にもよりますが、まだ何をしたいか決まっていないのであれば公立高校、そして専門分野で学びたいと考えているのであれば専門高等学校、又はその分野に特化した私立高校を選ぶべきでしょう。
しかし、多くの方が公立高校の滑り止めとして私立高校を受験しているはずです。
その際には、私立高校の授業料までしっかりと考慮しておきたいものですね。
子供の大学進学など
高校2年半ばくらいになると、ほとんどの高校では”大学受験”について考える機会が増えてきます。
進学校であれば、もっと早い高校1年の入学時からそれらに向けて対策を開始しているところもあるでしょう。
子供がどの分野の大学に進みたいのかにもよりますが、理系・文系では大きく学費などが異なります。
授業料や生活費などを工面するため100万円~150万円
まずは、受験料で1つの大学につき1万円~3万円は支払うことになります。
進学熱心な方であれば、大学を10校くらい受けるのは当たり前ですから受験費用だけでも30万円はかかりますよね。
合格が出来たと同時にすぐに授業料を払わなければ、その合格は抹消されることになります。
初期費用で全ての学費を支払わなければならないところもあれば、良心的で分割して払ってもいいといってくれる大学もあります。
それは大学の受験要綱に掲載されていることが多いので、受験する前、大学を選ぶ段階で見ておきましょう。
また、それにあわせてお金を貯蓄する必要もあります。
そしていよいよ大学生活が始まったら、授業料、教材費、交通費などさまざまなお金がかかります。
授業料は大学によってまちまちですが、高いところで年間150万円越えするところもあります。
それに教材費がとても高い!1冊3000円くらいするなんて当たり前。
親元を離れて大学に通うために一人暮らしするという方は、その生活費も必要になりますよね。
まぁ子供もアルバイトくらいはするでしょうが、子供が不自由しないために仕送りすることになるでしょう。
それら全てをひっくるめて、1年目で150万円はかかるとみてください。
それが4年または6年続きます。
急にお金を用意することはできませんから、できれば高校1年の頃から大学受験を見通して貯蓄を始めておくべきでしょう。
筆者が通っていた高校では、入学当初から「大学受験にはお金がかかることをご両親に伝えておきましょう」なんて毎週のように言われていました。
そのことを両親に伝えていましたが、いざ大学に合格し大学生活がスタートすると「そんなにかかると思わなかった」なんていわれてしまい、落胆した記憶があります。
結局は自分のアルバイト代と母親の援助で卒業できましたが、あなたは子供を落胆させないように授業料は予め貯蓄しておいてください。
お金がないだけでその子供の未来を奪うのなんて、悲しいと思いませんか?