忙しい現代人の生活の中に必要なのはいったい何なのでしょうか。
娯楽に浸ることでしょうか、それとも、自分の時間を楽しむことでしょうか。
もちろん、そういった時間を過ごすことは大切なことの一つでしょう。
自分の好きなことをしているときには、ストレスでつぶれそうだった精神が復活していくのを感じるはずです。
ですが、精神の疲れが取れたとしても、肉体的な疲れはなかなか取れることがありませんよね。
この「肉体的な疲れ」を取るために必要なのが睡眠です。
人間はしっかりと良い睡眠をとっていると、肉体的な疲れが取れるのです。
精神的な疲れも少し楽になるかもしれません。
ただし、これは質の良い睡眠を十分な時間だけ取った時の話です。
質の悪い睡眠では意味がありません。
質の悪い睡眠の一つとして挙げられるのは、眠りが浅くなっているときでしょう。
眠りが浅くなっているときには、疲れが取れるどころか余計に疲れてしまいますよね。
これでは意味がありません。
しっかりと質の良い睡眠の摂取を削がしている原因について詳しく見てみることにしましょう。
最近眠りが浅くなっていませんか?
体の疲れを取るために必要なのは眠りの深さです。
現代の忙しい生活の中では、寝ることが趣味になっている人もいるかもしれませんね。
しっかりと眠っていれば、きちんと疲れが取れるので、それが気持ち良いと感じる人も少なくないでしょう。
ですが、いつでも気持ちの良い眠りを得ることができるわけではないのです。
それでは、眠りが浅くなってしまうと、どうして気持ちの良い眠りではないと感じるのでしょうか。
そもそも眠りにはどういった効果があるものなのでしょうか。
人は何故眠るの?
そもそも、人はどうして眠るのでしょうか。
眠る時間がなければ、色々なことができるようになるのにと考えたことがある方も少なくないでしょう。
小さな子供など跳ねることを嫌がるものですが、大人になると、眠る時間が欲しくて仕方なくなりますよね。
眠るというのは人生の活動の中では無駄な時間のように思えますが、どうして眠ることが必要になるのでしょうか。
眠りの必要性の一つには、まずは肉体的な休息ということが挙げられるでしょう。
睡眠は自分の身体を休めるためには絶対に必要なものの一つです。
しっかりと睡眠時間を取ることで、疲労のたまった身体をリセットすることができるのです。
また、心を休めるためにも睡眠は絶対に必要です。
脳を休めるためには眠るしかありません。
脳は起きている間は必ず働き続けていますから、それを休めるためにはしっかりとした睡眠をとることが必要なのです。
ずっと睡眠を取らない状態でいると、精神の健康にも異常をきたしてしまうことになります。
深い睡眠で脳を休めてあげることは、精神の健康を保つためにも必要なのです。
こうして見てみると、睡眠は肉体にも心にも必要なことであり、健康的な生活のためには必要不可欠のように思えますね。
そのほかにも、睡眠は成長ホルモンのために必要なことであるとも言えます。
寝ている間に分泌される成長ホルモンは、若い間には身体の成長のためには絶対に必要なものになります。
もちろん、青年期と呼ばれる時期を過ぎてしまった大人であっても、肌の新陳代謝などには成長ホルモンが必要ですから、睡眠が身体には必須だということが分かりますよね。
このように、睡眠をとる理由はしっかりとあるのです。
眠らなくても大丈夫だということは絶対にないでしょう。
理想的な眠りとは?
理想的な眠りとはいったいどのようなものなのでしょうか。
理想的な眠りと一口に言っても、眠りの質などを考えるような機会などなかなかありませんから、眠りの質についてすぐに詳しく述べられるという人はいないでしょう。
寝られれば一緒だと思っている人もいるかもしれませんね。
ですが、寝られれば一緒だということはありません。
理想的な眠りを取るということは、それだけ自分の身体をしっかり休めることができるということです。
良い睡眠を取れていなければ、同じ時間だけ寝ているつもりでも、効果はとても小さくなってしまうでしょう。
また、上質な眠りでなければ、逆に疲れてしまうということもあるのではないでしょうか。
それでは、理想的な眠りとはそもそもいったいどのようなものなのでしょうか。
理想的な眠りの定義について見てみることにしましょう。
1.眠りの深さ
理想的な眠りの要因の一つには、眠りの深さを上げることができるはずです。
しっかりと深い眠りを取ることができていれば、しっかりと身体も心も休むことができているということになるでしょう。
もちろん、深い眠りであったかどうかというのは、必ずしも意識に上るというわけではありません。
自分ではしっかりと寝ているつもりでも、大した深い眠りではなかったということもあるでしょう。
これには眠りのメカニズムも関わってきていますが、特に深い眠りでは脳がしっかり休んでいることが大切になります。
脳をしっかり休めることができていれば、それは深い眠りを取ることができているということになります。
この深い眠りと言うのは、理想的な眠りを探している人には絶対に必要な条件だと言えますね。
2.睡眠時間の長さ
睡眠時間の長さも理想的な眠りの条件の一つですね。
こちらはしっかりと意識に上っていますので、睡眠時間が短いと言うだけで、理想的な眠りとは遠いということが、意識したくなくても意識させられるということはよくあるでしょう。
睡眠時間の適切な長さはもちろん、人によって異なります。
人によっては、短い睡眠時間でも満足できるようなショートスリーパーの人もいますよね。
また、7時間以上眠っている場合であっても、10時間眠らなければ足りないというロングスリーパーの人もいるでしょう。
このため、長ければ長い方が良いというわけではないのが、睡眠時間の長さの決め方の難しいところです。
正確に言うと、長さだけで決めるのではなく、自分が満足できる睡眠時間を十分に取るということが大切ですね。
あまり普段は忙しくて寝られないという方は、睡眠時間の質よりもまず、長さを確保することが大切なことのように思えるのではないでしょうか。
眠りの仕組み
眠りの仕組みについても見てみることにしましょう。
そもそも、眠りと言うのはどのようなものなのでしょうか。
眠りの仕組みについて見てみれば、どのような睡眠が自分には必要なのかということが分かるでしょう。
1.レム睡眠
眠りには大まかに分けて二つの種類がありますが、そのうちの一つがレム睡眠と呼ばれるものです。
レム睡眠と呼ばれている状態の時には、身体を休ませていることになります。
脳と身体のどちらもを休めるのが睡眠の働きですが、その中でも身体を休める状態にあるのがレム睡眠なのです。
このときには、脳はとても活発に動いており、起きている間に行っていた記憶タスクなどの整理を行っています。
自分たちが眠っていると感じているときでも、しっかりと脳は働いているということになりますね。
脳が働いているということになりますので、レム睡眠と言うのは、夢を見ているときの睡眠状態となります。
このレム睡眠は「RapidEyeMovement」と言う言葉から来ています。
寝ている人の眼球を見る機会があったのなら、眼球運動が行われている状態の時がレム睡眠ということになりますね。
2.ノンレム睡眠
ノンレム睡眠は、レム睡眠とは異なり、脳を休めているような状態の時になります。
この状態の時には、身体は動いている状態になります。
寝返りを打ったり、どこか活発に動いているような印象を受けることもあるでしょう。
身体が動いているのに深い眠りについているというのは何となくおかしな気がするかもしれませんが、ノンレム睡眠の場合には、休んでいるのが脳なので、夢も見ていない状態だと言うと、何となく深い眠りだという印象になるのではないでしょうか。
眠りと夢の関係
上述の通り、眠りと切り離すことができないのが夢です。
何となく夢を見ていると疲れるというような感じをする人もいるかもしれません。
あまり夢を見ない深い眠りが必要だと思っている人もいるかもしれませんね。
ですが、夢は眠りと切り離すことはできません。
レム睡眠とノンレム睡眠は基本的に交互に表れていますし、どちらも人間の休息のためには必要になります。
何度も目が覚めるのは辛い
何度も夜中に目覚めてしまうという方もいるのではないでしょうか。
朝までぐっすりということがあれば良いですが、そう簡単にはいかない可能背もありますよね。
特に、眠りが浅いと感じている人は何度も夜中に目が覚めてしまい、まとまった休みを取っているように感じないのではないでしょうか。
何度も目覚めてしまい、連続的な眠りを取ることができていない人は、何となく体も脳も休んだ気がしないでしょう。
実際に、うとうととしている状態では深い眠りをできているとは言えませんし、何度も起きてしまうということは、レム睡眠もノンレム睡眠も不十分ということになりますね。
また、眠れていないという意識がストレスやプレッシャーになってしまい、それを感じることが、さらに上質な眠りを阻害することになるのではないでしょうか。
何度も目が覚めて眠りが浅いと感じている人は、自分の健康のためにも、しっかりと連続した眠りを取ることができるように、原因を考えてみる必要があるかもしれませんね。
眠りが浅い時の16個の原因
ある日から、急に眠りが浅くなって、十分に眠ることができなくなってしまっているということはありませんか?上述のように、深い眠りというのはとても理想的な睡眠です。
浅い眠りのままでは疲れが取れることはありません。
対策を考えるためには、きちんと原因を把握しておくことが大切でしょう。
眠りが浅い時に考えられるいくつかの原因を下記に挙げます。
少しでも当てはまるところがあると思った方は、眠りの浅さの原因はそこにあるかもしれませんね。
1.生活リズムが狂っている
生活リズムがくるってしまっている人は、体内時計と実際に眠る時間があっておらず、浅い眠りし変えられないということもあるかもしれません。
生活リズムと言うのはとても大切で、一度くるってしまった体内時計を元に戻すのは大変です。
眠りと言うのも生活リズムの一つですから、あまり狂った生活リズムで暮らしていると、きちんと身体を休めるような睡眠をとることはできません。
これが原因で浅い眠りし変えられないと考えられる人は、自分の生活リズムを見直してみてください。
生活リズムを強制的に健康的なものにしてあげると、しっかりと眠ることができるようになるのではないでしょうか。
2.寝る前に物を食べた
寝る前に何かものを食べてしまったような人は、なかなか眠りにつくことができないのではないでしょうか。
これにはいくつかの理由が考えられます。
まず、お腹がきつく感じるほどに食べてしまった人は、そもそも身体を横にすることが辛いでしょう。
思いお腹を抱えて眠るのが物理的にきついという場合には、そもそも眠ることが難しいでしょう。
また、もう一つの理由としては、寝る前に物を食べてしまったことによって、内臓が活発に働き、それが深い眠りを阻害しているということがあるでしょう。
脳や身体を休めることが大切なのに、そもそもしっかりとした眠りを阻むように消化器官が働いているようでは、深い眠りを手に入れることができないでしょう。
浅い眠りを避けたいと思っている方は、寝る直前の食事を避けてみてください。
時間的にどうしても遅くなってしまうという方は、入浴・シャワーと食事の順番を変えてみると良いかもしれませんね。
もしくは、胃薬を飲むなどして消化が早く終わるように工夫してみると良いのではないでしょうか。
3.寝る前にカフェインやカテキン飲料を飲んだ
寝る前にカフェインやカテキンの飲料を飲んでしまっているようなときには、眠りが阻害されるでしょう。
眠気覚ましのために飲むようなものを、眠りたいときに飲んでしまって意味がありませんよね。
しっかりと寝たいと思っているときには、そのようなことはせずに、眠りを妨害しないようなものを飲むようにしてください。
カフェインやカテキンは、自分ではそれと知らずに飲んでしまっている可能性もあるものです。
自分が習慣的に飲んでしまっているものにカフェインが含まれている可能性もありますから、自分が知らず知らずのうちに、そういったものを摂取していないか調べることが必要なのではないでしょうか。
4.悩み事が多い
眠りは精神とも大きく関わってきます。
あまりにも悩み事が多いような状態の時には、精神が尖ってしまって、リラックスができません。
リラックスできていない時に、深い眠りに落ちることはできないでしょう。
あまり心配事が多いような状態では、そもそも安心して深い眠りに落ちることができないのは当たり前の話です。
この場合には、まずは悩んでいることを解決するしかないのではないでしょうか。
悩んでいることを解決すれば、すぐにぐっすり眠ることができるという人もいるかもしれませんね。
慢性的に不安に思っていることが多い方は、睡眠の悩みを解決する前に、自分の精神状態を危うくしているような問題ごとを解決することが大切になります。
5.ストレスが溜まっている
上述のように、悩み事が多いようなときには眠りが浅くなってしまいます。
眠りは精神状態と深くかかわっているということになりますね。
同じように、ストレスが溜まってしまっているときには、眠りが浅くなってしまうでしょう。
心の一部が押しつぶされているときと言うのは、色々考えなければいけないこともありますし、神経も高ぶってしまっているはずです。
自分を守ろうとして身体が戦闘状態になっているということもあるでしょう。
あまりにストレスが多いような状態の時には、深い眠りは諦めなければいけないかもしれません。
それよりも、ストレスを与えている原因を解決することが大切です。
ストレスになっているものを排除すると、しっかりと寝ることができるようになっているかもしれません。
6.やらなきゃいけないことがたくさんある
やらなければいけないことがたくさんあるときには、それが心配で頭がいっぱいになってしまうでしょう。
ベッドに入ったとしても「これをしなければ」「これをしていなかった」ということばかりが気がかりになってしまい、寝られる状態にすることができません。
それは当たり前の話で、寝ているよりもずっと大切なことがあるのに、それを放っておいて眠ることができないと心が考えてしまうのが問題です。
やらなければいけないことがたくさんあるときには、あまりそのことばかりを考えないようにしなければいけません。
それができないようなときには、まずは仕事を終わらせることが大切ですね。
7.自律神経のバランスが崩れている
眠りが浅い人は、自律神経のバランスが崩れてしまっているのかもしれません。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、このバランスがとても大切になります。
交感神経は興奮しているときによく働いているものであり、副交感神経はリラックスしているときに働いているものです。
もちろん、寝ようとしているときには副交感神経が大切ですが、何らかの理由でこのバランスが崩れてしまっているから、眠りが浅いということになってしまっているのかもしれません。
8.寝具が合わない
合わない寝具で寝ていることが原因の人もいるかもしれませんね。
寝具と言うのはとても大切で、枕を少し変えてあげるだけで眠りの質が変わると言われています。
眠りが浅くてどうしようもないという方は、実は寝具が合っていないのかもしれません。
大きなものとしては、まずは枕を変えると良いでしょう。
その次に、シーツやスプリングなどを確認してみてください。
もしかすると、シーツの肌触りを変えるだけで、眠りの質が格段に上がるかもしれません。
自分が一番心地よいと思えるような寝具を探してあげることで、寝具の影響による眠りの疎外は抑えられるのではないでしょうか。
9.寝る環境が悪い
寝る環境が悪いというのも、深い眠りを阻害する原因の一つとなります。
当たり前の話ではありますが、快適な睡眠環境は、眠りを作り出すためには絶対に不可欠な要素になるのです。
音
眠りを阻害するような環境の一つとしては音があります。
騒音のところで眠ることができる人は少ないですよね。
うるさい環境で寝ている方は、できる限り音を排除できるような状態に工夫して寝るようにしてください。
また、ヒーリングの音楽などをかけて寝ている人もいるかもしれません。
ですが、これも、人によってはただの騒音となります。
音量を工夫することも必要ですが、全くの無音状態で寝てみた方が良いという人もいることを忘れないでください。
ヒーリングの音楽が眠りを阻害しているようでは、意味がありませんよね。
光
光も眠りを阻害する原因の一つです。
光があまりに明るいような状態だと、当然ですがあまりよく寝られないでしょう。
光源がないかどうかを確認して、できる限り暗くするようにして見て下さい。
また、カーテンが薄いことで光が入ってきてしまっている可能性も考えられます。
その場合には、遮光カーテンなどを使うようにして、眠りの環境を整えてあげることも必要です。
10.寝る直前にスマホやパソコンを見ている
寝る直前にスマホやパソコンを見ているようなときにも、なかなか眠りの質が上がらないでしょう。
よく言われていることではありますが、寝る前のスマホは、老若男女問わずに眠りの質を下げることになります。
成長期の子どもであったとしても、スマホをしていることで眠りが阻害されてしまうことがあるのです。
しっかりと質の良い睡眠をとり深い眠りにつくためには、寝る直前のスマホやパソコンをやめなければいけません。
ブルーライトがメラトニンを減らす
寝る直前のスマホやパソコンが眠りを阻害する理由は、その画面から出ているブルーライトにあります。
画面から出ているブルーライトには、メラトニンと言う物質を減らすような働きがあります。
眠りを誘う働きを持っているメラトニンの量が減れば、それは確かに眠るのが難しくなってしまいますよね。
このことから、寝る直前のスマホやパソコンを止めるのが一番の対策となるでしょう。
ですが、忙しい人にとっては、それは難しいということもあるでしょう。
寝る直前まで仕事の資料を作っているという人も少なくないはずです。
そんなときに効果的なのは、ブルーライトカットの眼鏡などを使うことです。
正確に言うと、パソコンやスマホが悪いのではなく、ブルーライトが悪いのです。
それをカットするような対策を取ってあげると、だいぶ楽になるかもしれませんね。
11.加齢による
老人の朝が早いというのは、比較的一般化された知識だと言えるでしょう。
この理由を考えると、加齢による睡眠の質の低下を上げることができます。
老人になると、なかなか良い睡眠を長く捕ることはできなくなってしまうのです。
どうしても目がさえてしまうので、なかなかぐっすりと眠ることができなくなります。
だんだんと年を経るごとに眠ることができなくなってしまっているのなら、それは加齢が原因ということになるかもしれませんね。
この場合には、なかなか、眠りの浅さに勝つことはできないでしょう。
長い時間の眠りを諦めて短時間の睡眠をしっかりとることで、満足度の高い眠りになるかもしれません。
どうすれば自分が一番気持ちの良い眠りを取ることができるか、ということを考えるのが一番大切です。
加齢による眠りの浅さに悩んでいるのなら、睡眠時間などを工夫してみてください。
12.日中の活動が少ない
睡眠は基本的には旧相のために必要とされています。
つまり、ある程度疲れていなければ寝ることができないのです。
休むのも、疲れていない時に無駄に休むのは難しいですよね。
ここから分かるのは、ある程度の日中の活動は絶対に必要だということが分かります。
日中の活動が少ないような場合には、身体が十分に疲れてくれないのです。
一日中何もせずにぼうっとしているようなときには、ベッドに入っても目がさえてしまっているのではないでしょうか。
日中にあまり活動しないというのはなしにして、休日であっても何か頭の活動をして身体に負荷をかけることにしましょう。
こうすることで、しっかりと眠りを取ることができるようになるはずです。
日中の活動量が少ない時には、睡眠時間を減らすなどの工夫をすると良いかもしれませんね。
13.食べ過ぎ飲み過ぎ
食べ過ぎや飲み過ぎの場合には、なかなか胃の消化活動が収まりません。
寝る直前に食べることだけではなく、食べ過ぎてしまっているようなときは注意が必要です。
寝る二時間くらい前に食べていたとしても、あまりに遼が大きければ、消化活動は寝るまでに収まっていないでしょう。
あまりに食べ過ぎてしまっているような場合には、それに気を付ける必要があります。
また、食べ過ぎや飲み過ぎで気持ち悪くなっているときにすっきりと眠ることができるという人は少ないでしょう。
14.日中昼寝や仮眠をしている
いくら寝ているのが好きな人であったとしても、人間が寝られる量には限りがあります。
あまり休息を取りすぎてしまっていても身体が逆に疲れてしまいますよね。
日中昼寝屋仮眠をしている人は、その段階で体の疲れがだいぶ取れているので、そもそも夜に眠気が訪れないでしょう。
夜に寝ることができていないのなら、それは昼間に寝ていることが原因かもしれません。
一度、昼寝をやめてみると、夜にはすっきり眠ることができるのではないでしょうか。
もし、昼寝をやめることができないのなら、夜に寝る時間を減らすと良いのです。
ベッドに入ってから寝られなければストレスがたまるばかりですから、起きている時間を増やすことで、全体のバランスを取ることができるでしょう。
自分の生活のリズムを考えることが必要なのです。
15.太陽を浴びる時間が短い
太陽を浴びる時間が短いというのも、浅い眠りの原因の一つになっているのかもしれません。
しっかりと太陽を浴びていると、身体のリズムがリセットされると言われています。
つまり、起きているときと寝ているときの差を身体に覚え込ませることができるのは、太陽を浴びているからこそなのです。
あまり家に籠っていると、いつが夜であるのか、いつがて昼であるのかが分からなくなってしまい、眠るべきタイミングでしっかりと眠ることができなくなってしまうでしょう。
外に出るのが嫌だという方も、ある程度以上は太陽の光を浴びることが必要です。
必ずしも外に出なければいけないというわけではありませんが、明るい光をしっかりと室内に取り込むだけで、身体のリズムが違ってくるのではないでしょうか。
遮光カーテンなどを使って一日中光を遮っているような状態では、身体が混乱して、しっかりと眠ることができない状態になってしまうかもしれません。
16.トイレが近い
トイレが近いという方も、尿意で目が覚めてしまうということがあるでしょう。
これは若い世代と言うよりは、どちらかというと、年齢が上になってから感じる現象なのではないでしょうか。
トイレが近いようなときには、やはり、しっかりと眠ることができません。
また、物理的にトイレが近い尿意での目覚めがあると言うだけではなく、トイレが近いことによって心理的に不安になってしまい、その不安な気持ちが深い眠りを妨げると考えることもできるでしょう。
この状態では不安ですよね。
これに関してはどうすることもできませんから、不安な方は泌尿器科などで相談をしてみるのも良いかもしれませんね。
原因がわかれば改善できる
いかがでしたか?
最近睡眠の質が下がっているという人がいたのなら、それは、睡眠が浅いからなのかもしれません。
眠りが浅い時には逆に身体が疲れてしまって、寝ることがだんだんと苦痛になってしまいますよね。
寝ても寝ても浅い眠りし変えることができないと、すっきりした気分で起き上がることもできないでしょう。
原因が分かれば、眠りの浅さも解決することができます。
原因が分からなければどうすることもできないかもしれませんが、上記の原因のリストを見て、思い当たることがあった方もいるのではないでしょうか。
思い当たることがあった方は、ぜひ原因を取り除けるようにして見てください。
そうすれば、しっかりと眠ることができるようになるでしょう。
一度、自分の睡眠についてしっかりと考えてみるのも良いかもしれませんね。
自然に眠れるようになっていると思っている方も、一度、対策を考えてみれば、驚くほどすんなりと深い眠りを手に入れることができるかもしれません。