「誠に遺憾ではありますが、採用を見送らせていただくことになりました」「貴殿の今後のご活躍と発展をお祈り申し上げます」…これらのフレーズには、見覚えのある人も、多いのではないでしょうか。
“採用”や“活躍”という言葉が使われてはいますが、これは会社側が求職者に対して採用をお見送りする言葉、すなわち入社を断るための文章です。
この文章を見ると、トラウマがよみがえる…という社会人の人も多いと思います。
自分の理想通り1度目でズバッと決まればいいものの、一筋縄ではいかない就職活動。
求人条件をチェックして、エントリーして、面接して…いろいろとやることだらけの毎日に、就活に疲れたと、就職を諦めてしまう人も少なくありません。
しかし自分の将来のためにも、なんとか欲しい内定!早く決めて安心したい気持ちと、なかなか上手くいかずに歯痒い気持ちの鬩ぎ合いで、ストレスを抱え込む人も多いでしょう。
就活が疲れた時、辛い時の対処法9選
就活がうまく進まずに疲れてしまった時は、辛い気持ちのまま無理に頑張り続けるのはNG。
いつかポッキリと気持ちが折れて折れて、2度と立ち直れないような挫折の仕方をする可能性があります。
就活は大変なことです。
本人の実力だけでなく、企業の求める人材のイメージとのマッチングや、面接官との相性、その日のコンディションなど。
さまざまな条件が合致して、ようやく内定に繋がります。
就活がダメだと、自分がダメなのだと思ってしまうこともあるでしょう。
しかし、就活の際にネガティブに取り憑かれてしまうと、状況はどんどん悪化するばかり。
就活には、企業側が「欲しい」と思う前向きなエネルギーがなければ、うまくいきません。
エネルギーを消耗しすぎてしまった人は、一度立ち止まってエネルギーをチャージしてください。
仲良い友人と思い切りおしゃべりを楽しむ
疲れたときは、友達と会って、ワイワイ楽しい時間を過ごすのがオススメです。
一度就活のことなど頭から忘れて、気の合う友達と何気ないお喋りを楽しむと、もやもやしていた気持ちが発散されますよ。
就活に行き詰まっている時は、余裕が持てず人の幸せを素直に喜べなかったり、嫉妬してしまうこともあります。
ですが、それを理由に誰とも合わず引きこもっていると、一層鬱々とした気分になって、自分自身に嫌気が差してきます。
就活中の多少の心境の変化は仕方の無いことだと割り切って、「終わればいつもの自分に戻る!」と考えるようにしてみましょう。
しゃべることでストレス発散できる
蓄積されたストレスは、何もしないと溜まっていく一方です。
友達とお喋りを楽しむことで、たくさん笑って、たくさん幸せな気分になると、ストレスは緩和されていきます。
「いっぱい笑ったな」「楽しかったな」というハッピーな気分は、すぐに無くなるものでは無く、思い出として心に残るので、日々の活力になりますよ。
充実した時間を過ごすと、「もっと楽しいことがしたい!」と感じるので、就活を終えた時にやりたいことや、予定を立ててモチベーションを高めるのも良いですよ。
こだわりやハードルを少し下げてみる
就活の際に、重視する条件は人それぞれです。
給与や待遇といった条件面を一番に求める人もいれば、職場の立地、仕事内容、キャリアパスを気にする人もいます。
もちろん、就職するからには、全て自分の希望する条件通りになったら最高です。
しかし、理想が高すぎると、なかなか条件にマッチする求人が見つからなかったり、倍率が異なり高かったりして、就活が捗りません。
こだわり過ぎると疲れる
あれもこれもと欲張ると、ハードルがどんどん高くなってしまうので、就活の際は自分にとって絶対に外せないポイントを絞って、優先順位を付けてリストアップしてみてください。
こだわりが多いと、求人や面接で気にする部分が多くなるので、疲れる頻度も高くなります。
「これが一番大切!」という部分を重点的にチェックするようにすれば、負担も大幅に減るでしょう。
すべて理想通りの完璧な職場で働く人なんて、そうそういるものではありません。
「給与はあまり良くないけど、仕事はめちゃくちゃ楽しい!」「給料はいいけど職場の立地があまり良くない。」…など仕事の、善し悪しはさまざまです。
職場選びの際は、自分の中で許せる部分と、許せない部分をしっかり見極めることで、「ここなら続けられそうだ!」という場所に出会えます。
条件を見定める時は、自分の将来について、どんな働き方がしっくりくるのかイメージしてみてくださいね。
固定観念は自爆の素
「会社とはこうあるものだ!」「こんな場所では絶対に働けない!」というような、ガチガチの固定概念を持っている人は一度全て捨ててしまいましょう。
固定概念に捕らわれていると、自分で自分に制限をかけてしまい、身動きが取りづらくなってしまいます。
就活は、なんといってもフットワークの軽さが重要になるので、あれはダメ、これはダメと視野を狭めていくと、自分自身を圧迫することになります。
【固定概念にとらわれない人が成功すると言える理由は、こちらの記事もチェック!】
音や香りに癒される
疲れた時には、リラックスできる環境を作ることが大切です。
ヒーリング効果のある音楽を流して、ゆっくりとした時間を過ごしてみたり、癒し効果が期待できるアロマを炊いてみたり。
心が落ち着くよように、身の回りに良い条件を整えましょう。
音楽やアロマは凝り固まった精神を解きほどく
音楽やアロマって本当に効き目があるの?…と半信半疑の人もいると思います。
でも、心配はご無用。
こうした効果は、科学的にも「良い」とされる根拠に基づいて推奨されているので、ちゃんと結果が期待できますよ。
神経を落ち着ける作用があるものや、安眠効果が期待できるもの、テンションが上がるものなど、効果はさまざまですので、自分の中で状態に合うものを見つけてみましょう。
自然に触れる
体や心に疲れが溜まって、モチベーションが上がらない時さ自然に触れるのがオススメです。
自然は、私たちの心に、落ち着きや安らぎを運んでくれるものです。
特に森林や植物園など、緑が多い場所では、フィトンチッドという化学物質の効果によって癒し効果を得られるので度重なる就活のストレスで荒んだ心を和らげてくれますよ。
それに、自然の緑を見ると、目が休まり、疲れが取れやすくなると言われています。
穏やかな海や星空を見に行こう
波の音や、虫の声、風の音など、小鳥の囀など、自然の中にある音には、リラックス効果があります。
自然の音は、規則的な音と不規則な音が混ざり合って絶妙なハーモニーを奏でます。
1/fのゆらぎと呼ばれる音により、精神が安らぎを感じて心穏やかになれるのだそうです。
動物に癒されよう
可愛らしい動物たちと触れ合うと、人は、とても幸せな気分になります。
疲れている時は、あまり人と会いたくないと思う人が多いでしょう。
そんな時は、動物たちに会いに行ってみてください。
残念ながら、動物とは会話をすることができませんが、疲れた時には言葉を使わず、近くで寄り添ってくれる動物たちの温かさがとても心地よいと感じます。
犬や猫の無垢な動きに癒される
最近では犬や猫と触れ合えるアニマルカフェが増えているので、気軽に動物たちと触れ合うことができます。
動物と触れ合うと、愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌されるので、可愛い動物への愛おしさを感じて心が穏やかになっていきますよ。
幸せを感じて笑顔になると、体が温まってくるので、全身の巡りが良くなって体調面にも良い効果が期待できます。
プチ旅行を楽しもう
就活がうまくいかないと「もうどこか、遠くへ行ってしまいたい…」と現実から逃避したくなりますよね。
しかしながら、現実問題では、エントリーシートや面接の準備、バイトや家事などやることのオンパレードで、そんな暇はなかなか作れません。
就活中は、自分のやりたいことを我慢して面接対策や準備のために集中している人が大多数です。
とは言え、人の集中力はそうそう長く続きません。
程よく肩の力を抜いて、休息を取らなければ、本領が発揮できないでしょう。
就活にいい風を取り入れるためにも、無理なスケジュールで詰め込みすぎるのは良くありません。
時には、思い切って息抜きのために1日お出掛けしてみる潔さも大切ですよ。
オススメのスポットは、テーマパークのような人の多いところより、落ち着いた雰囲気の場所。
体を駆使するアクティビティより、ゆっくり過ごせるプチ旅行がオススメですです。
ドライブや温泉で気分一新
好きな音楽を聴きながら、特に目的もなくドライブに行って、周りを気にせず一人の時間を楽しむのも良し。
近場の温泉やスパに行って、体の疲れを存分に癒し、美味しいグルメを堪能するのも良し。
近場に行く日帰りや一泊二日のプチ旅行なら、細かい予定を立てずにサクッと行けます。
疲れている時の旅行は、あまり色々なところを観光したり、出歩くのではなく、旅館でだらだらと過ごすのがベスト。
なんなら面接対策や企業のリサーチだって、旅館でやればいいんです。
いつもと違う環境で、伸び伸びと贅沢な時間を過ごせば、いつもは面倒だと思っている作業もどんどん捗るでしょう。
ホテルや旅館ならば食事自分で作らなくて済みますし、美味しい料理を堪能できるので、一石二鳥!栄養もエネルギーもチャージして、体と心の疲れが癒され、元気になれば就活へのやる気もよみがえってくるはず。
マッサージやスパへ
就活している間は、やることや考えることが多くて、息付く暇もありません。
面接や履歴書作成では頭も沢山使うので、体に疲れが溜まってしまうことも多いでしょう。
モチベーションが下がっている時や、なんだかやる気が出ない時は、心はもちろんのこと、体の方もケアしてあげなければいけません。
体が疲れていると、普段なんてことない出来事も心に重くのしかかってきたり、ストレスになることがあります。
マッサージやスパにで、体の疲れを癒してスッキリすれば、自ずと心の方も元気になってきますよ。
全身の凝りをほぐして気分一新
マッサージやスパは体に溜まった老廃物だけでなく、ストレスや負の感情を全て外へ押し出すような気持ちで施術を受けてみてください。
体の凝りがほぐれて、身軽になればフットワークも軽くなります。
体が疲れている時は、何をするにも腰が重くて、なかなかやる気がでないものです。
しっかりと全身をリフレッシュさせて、改めてリスタートする気持ちで就活に臨みましょう。
大好きなものを思い切り食べに行こう
疲れやストレスを吹き飛ばしたい時は、好きなものを思いっ切り食べまくるのがオススメ!好きなものを沢山食べられるのは、とても幸せなことですよね。
就活中は精神を磨り減らすことも多く、忙しさのせいで私生活が疎かなったりするので、しっかり食べて、しっかり休むことが大切です。
バイキングがおすすめ
量の制限なく、お金を気にせず、思い切り食べれる場所と言えば、食べ放題のバイキングですよね。
我慢せず好きなだけ食べまくることができるので、満足感が大きくて、お腹も心も満たされますよ。
焼き肉、しゃぶしゃぶ、スイーツ、果物、お寿司などなど、世の中には素敵な食べ放題がたくさんあるので、就活をがんばる自分への御褒美として色々なお店を巡ってみるのも楽しそうですね。
自分の長所を見つめ直そう
精一杯頑張っているつもりなのに、なかなか良い結果が出ないと、徐々に自信を喪失してしまう人も多いでしょう。
疲れていると、「もう自分には無理かもしれない」「このままずっと採用されないかも…」など、ネガティブな発想がどんどん湧き上がってきてしまいます。
就活において、自信を喪失して意気消沈するのは、最も避けたいことの一つです。
「自分なんて…」とネガティブに考えていると、その気持ちが面接官にも伝わってしまいます。
企業が求めるのは、会社をより良くするためにイキイキと働いてくれる意欲的な人です。
就活生は「自分こそがこの会社に相応しい人財だ!」と自分を売り込んでいかなくてはならないので、弱気になってはいけません。
自信を失いそうになった時は、自分の長所を見つめ直して、強気な姿勢を取り戻しましょう。
自分の強みをしっかり理解できている人は、企業に対しても的確なアピールができますよ。
ネガティブな気持ちが薄れる
自分の長所を確認して「いけるぞ!」というポジティブな気持ちを高めることができれば、「疲れた」「しんどい」というネガティブな気持ちが薄れます。
ネガティブな思考は正常な判断を鈍らせたり、視界を曇らせたりするので、就活中は可能な限りプラス思考になれるよう、いいことだけを考えるようにしましょう。
悪いことばかりを想像していると、考え方がある後ろ向きになってしまいます。
もし、どうしても暗い考えばかりが頭をよぎる人は、その暗いビジョンを打破するための対策を考えるところまでをワンセットにしてください。
就活は人生を左右する?!
就活は、人生における大きな転機となる時期です。
就職先はこれから先、何10年もの間、自分が所属する可能性のある場所です。
大人になり、社会の一員として生きていくには、働くことが義務づけられています。
その活躍の場を決めるのが就活です。
就活する年齢や地域、希望職種など、働くことを選択するタイミングや場所によって、待ち受ける未来は変化します。
就活の結果は、アナタの将来の方向性を決める大事な節目なのです。
就活を頑張るメリットとは?
人生では、何度か頑張り時となる節目があります。
その節目をどう迎えるか、どう乗り越えるかにより、その後のビジョンが決まります。
就活もそのうちの一つ。
就活の前には受験や進路選択など、将来の行き先を左右する岐路もあったでしょう。
学校で入る部活動や、習い事なども選択のひとつ。
これまで繰り返してきた取捨選択が、今のあなたを作ってきたのです。
もしも、どれかひとつでも選択が違っていたら、今のアナタの生活もガラリと変わったはず。
こうした人生の節目のことは、後になってもハッキリと記憶に残っているものです。
いつか自分の人生を振り返った時に、「あの時は頑張ったな」と思えるか「もっと頑張れば良かった」と思えるかによって、人生の充実感は全く異なります。
大きな節目での頑張りは、記憶だけでなく結果としても残るものです。
どうせなら、「私は精一杯頑張った!」と胸を張って言えるような、納得のいく結果を出したいですよね。
就活を頑張っていれば、いつか将来の自分が「良くやった!」と喜んでくれますよ。
もちろん、頑張ることにはメリットだって沢山あります。
良い会社に入社できる
就活を頑張れば、自分の希望する会社に入社できる確率が高まります。
企業研究、履歴書づくり、面接対策、受け答えの練習など、乗り越えるべきミッションは沢山ありますが、その先に待っている未来がどうなるかの分かれ道。
充分な時間をかけて準備を整え、真剣に取り組むことで、就活はスムーズに進み、満足のいく結果が出ることでしょう。
逆に充分な準備をせず、適当な気持ちで就活に臨んだ人は、思う様な結果が出せず、就活が長引くことも考えられます。
数年後、「あの時、真剣にやっていれば良かった」と、後悔をすることになる可能性も高まるので要注意。
就活は誰の力でもなく、自分自身との戦いです。
頑張るかどうかは自分で決めることですが、その結果も自分の行いが導いた結果だと受け入れなければいけません。
収入が安定し生活が安定する
就活に成功すれば、安定した仕事と収入が手に入ります。
自分が入りたいと希望した会社で、理想通りのキャリアを築いていければ、順当に収入も増えていき、将来は安泰でしょう。
それに、自分の頑張りで手に入れた未来なので、日々の充実度も高く、毎日を楽しみながら過ごすことができるはずです。
人間的に成長することができる
就活は人生のターニングポイント。
特に新卒の時は、学生から社会人となる大きな第一歩です。
学生と社会人では、求められることも、毎日の生活もガラリと変化します。
就活では、社会人として働くために必要な覚悟や、最低限の礼儀を身につけることもミッションのひとつ。
説明会に行ってさまざまな企業を知り、社会の仕組みを学ぶこと。
さらにその情報をもとに、自分のやりたいことは何かを探りながら、将来について真剣に考えていく。
そして企業面接では、社会人としての嗜みであるスーツを纏い、メールのマナーや訪問時の注意点などを確認しておく。
こうした過程において、徐々に自分が学生を卒業し社会人になるという自覚が芽生えます。
そして、厳しく辛い就活の中で、社会の一員となることへの大変さと、その世界の厳しさを体験するのです。
就活はとても大変なことですが、人として成長するために必要な試練でもあります。
もし、就活がもっと容易で軽々しいものだったら、学生はなんの覚悟も準備もない状態で社会に放り込まれることになるのです。
それはそれで、とんでもなく恐ろしいことですよね。
就活を頑張るデメリットもある
就活は頑張らなくてはいけない大事な時期ですが、やり方を間違えて、無理に頑張りすぎてしまうのも良くありません。
神経がすり減って疲れる
就活は、自分との戦いですが、いざ取り掛かってみると周りとの戦いでもあることが分かります。
とくに新卒は、全員が同じスタートラインからはじまるので、誰が早いか、誰が遅いかということが明らかになります。
どんどん内定を貰っていく友人たちを見ていると、自分だけ取り残されたような気分になって悔しくなりますよね。
ときには「失敗すればいいのに」…なんて不謹慎なことを考えたりしてしまうこともあるでしょう。
もちろん、そんな自分にも嫌気が差してイライラ。
自分が相当追い詰められて嫌な奴になっているのが分かります。
学生の場合は、家族や先生からのプレッシャーが大きくて、ストレスに感じることも多いようです。
もちろん面接へ行く際は緊張して心の余裕なんて皆無。
毎回勇気を奮い立たせながら、どうにか1日を乗り越えるような毎日です。
こうした日々が続くと、心も体も疲れてしまって、精神的に辛いと感じることが増えます。
忙しい時は、辛さがピークに達する前にうまく息抜きをしたり、リフレッシュすることが大切ですが、あまりにも必死になりすぎてしまうとそんな余裕も忘れてしまいます。
就活では、自己マネジメントが肝心なりますね。
就活以外のことがおろそかになる
就活中は、次から次へとやることが舞い込んできます。
連日面接が続く日は、各社のエントリーシートをチェックして面接に備えながら、慣れない身支度に移動にと大忙しです。
一人暮らしをしている学生は、就活と並行して生活費のためにバイトをしている事も珍しくありません。
面接にバイトにと、バタバタした日々に追われていると、食生活がおろそかになったり、睡眠時間が削られたりして、私生活に支障をきたすこともあります。
就活を滞りなく進めることは大切ですが、無理をしたせいで体を壊してしまったりしたら折角の内定もおじゃんです。
友人や家族との人間関係に亀裂が入ることも
人は心底疲れた時や重度のストレスが溜まっている時、心の余裕がなくなり、いつもの自分でいられなくなります。
イライラして、つい周りの人に辛辣な態度を取ってしまったりすることもあるでしょう。
ときには、自分を気にかけてくれる友人や家族の事を煩わしく感じて、蔑ろにしてしまい、関係が悪くなってしまうこともあります。
抑えきれない感情を、周りの人に向けるのは、とても自分勝手な行動なので、あとから冷静になって後悔する人も多いはず。
自分で自分をセーブできなくなるくらい追い詰められる前に、誰かに助けを求めたり、一度立ち止まってみることも大切です。
人間不信、社会不信になることも
どんなに頑張ってみても結果が出ず、「もうこれ以上、何をどうしたらいいか分からない」と思うほど追い詰められてしまった人は、自分を不採用にした人たちや、受け入れてくれない社会への恨みを募らせてしまうことも。
就活中にとても悪質な面接官と出くわしてしまったり、酷い対応をされたりした人は、人間不信になって将来への希望や期待も持てなくなってしまいます。
ここまで追い詰められるのは、本当に精一杯就活を頑張っていた証拠でもありますから、辛い気持ちも人1倍でしょう。
あまりにも悲しみが募ると、自分は社会に不適合なのだと諦めて、就活から手を引いてしまう人も少なからずいます。
一息ついたらまた頑張ろう!
それに就活は人生で一度きりだと決まっているわけでは無いので、新卒の就職活動で躓く人もいれば、転職時にうまく次が見つからずに悩む人もいると思います。
就活の最中は、焦りや不安が大きく膨らみ、今にも爆発しそうな危険な状態に追い込まれることも少なくありません。
辛い状況から脱したくて、早く結果を出したいと更に急く気持ちも分かりますが、「もうダメかもしれない」と思う前に、一度クールダウンして心と体を休めてみてください。
狭くなっていた視野が広がり、落ち着きを取り戻したアナタなら、今後どうすべきか正確な判断と行動ができるはずです。