わたしは好きなものは比較的に続けることはできるのですが、嫌なことは三日坊主になってしまいます。
嫌という意味は、面倒なことと言い換えても良いでしょう。
このようなわたしに、もっときつい名言があります。
石の上にも三年です。
冷たい石の上にも3年も座り続けていれば、石も暖まってくるということわざです。
あの松下幸之助さんの名言として語り継がれているのです。
この名言をよく考えてみると、石の上に我慢強く辛抱して座っていることで成功するということです。
技能を向上させたり勉強するということよりも、我慢強さがポイントなのです。
このことは、どんなに要領が悪い人でも、同じ仕事をしていれば3年も経つと一人前になるよという意味なのです。
失敗が多くても、先輩や上司のお説教や小言にもくじけず黙々と仕事をする図太さも必要なのですね。
しかし、松下幸之助さんはそのことを見越して続きがあるのです。
つまり、「石の上にも三年という。しかし、三年を一年で習得する努力を怠ってはならない」と言っているのです。
普通の人間はどこまで我慢して継続できるかという疑問に対して、会社の採用担当者は面白いことを言っています。
新卒が入社してから、三日、三ヶ月、三年が挫折する節目だそうです。
三日我慢できれば三ヶ月は耐えられて、三ヶ月耐えると三年は持つそうです。
三日はやはり早すぎるし三ヶ月も中途半端です。
学校の推薦を受けているなら、せめて三年間は頑張れと言うのが学校の就職担当の先生の感想です。
このように、三年は大人としての一区切りの期間でもあるようです。
では、わたしのように三日坊主の性格の人にとっては、決心して何かを始めると、三年間は頑張りとおしたら一人前に継続したと言えるのでしょうか。
そうすると、なんだか長いように思えてしまい、またやる気が後退してしまうのです。
わたしが友人のひとりが日記をつけているのを知った時に驚いたのです。
もう20年以上も継続しているようです。
さすがに日記を見せてくれとは言いませんが、その代り仕事に使っているダイアリーを見せてもらいました。
はがき大の手性に、それはもうびっしりと細かい文字で予定を記入しているのです。
しかも、黒と赤のペンで描き分けているのです。
合流場所や時間、相手の名前までキッチリと書いています。
それを見せてもらった時に、わたしには継続は無理なことだと納得したのです。
もう一人の友人は大の競馬好きです。
彼も秘密のノートを持っていたので見せてもらいました。
自分が追っかけている馬を、10年以上さかのぼって系図を作成しているのです。
いわゆる馬の血統なのです。
そして、その追っかけている馬の戦歴、馬券の当たり金額まで、細かく記録しているのです。
ノートの表紙も薄汚れていて、馬に対するこだわりと継続を感じたのです。
これを見ても、またわたしには到底継続など出来ないことを悟ったのです。
しかし、まずは好きなことから継続を始めるのが良いかなと感じた次第です。
この記事では、継続力がある人の特徴を紹介したいと思います。
長く続けられる人にはいくつかの特徴があった?
どうして長く続けられる人がいるのか不思議に感じたので、長く続けることの秘訣などを探ってみることにしました。
そこで、改めて身の周りの人で何かを継続している人を思いだすと、共通点がある様に思えました。
それは、そんな人達は目がイキイキとしているのです。
わりに前向きでポジティブな考えの持ち主でもあります。
競馬好きな友人は、今度の重賞レースの開催に関して、専門用語と実績からこんな展開になると予想をしているのです。
同時に走るライバルの馬と、どのような駆け引きをして勝ちあがるかなど、目をキラキラさせて語ってくれるのです。
コマメに日記を継続してつけている人も、イキイキしています。
日記をつけることで、誰も記録をつけてくれない自分の人生の記録が作成できるからとのことです。
苦しい時や悩んだ時にも、きっちりと書いておくことで、後になって参考になるようです。
日記は精神的な浄化作用もあるようで、日記に絵を描いたり色を使い分けたりすることで楽しく継続できるようなのです。
それぞれの人は、続けるための工夫もしているようです。
そして継続していると、やはり楽しくなってくるそうです。
継続するためには、やはり楽しく感じないと難しいようです。
それと感じたのは、自分の生活の一部になっていることです。
習慣化されているのです。
このことが継続できる原因となっているようです。
継続力があると得?!
継続力は重要な力ですが、どのような効果があるのでしょうか?
また、継続力があると得することもあるのでしょうか?
いい結果を出せる
継続力というと、皆さんは忍耐強い人だけが持っている特殊な能力だと思ってはいませんか?
信念が強くて頑固者で、という概念で捉えていませんか?
実は、今のあなたの能力でも、継続していることがちゃんとあるのです。
朝起きたら歯を磨いて顔を洗って、そして食事を摂ってから会社や学校に出かけるはずです。
朝の食事を抜く人もいますが、大抵の人はこんな行動を取っているはずです。
つまり、これらの行動こそ継続力がある証拠なのです。
つまり、深く考えなくても行動できるように習慣化されているのです。
小さい頃にお母さんに言われて、歯を磨いたり食事の前に手を洗ったりすることを教わったはずです。
初めは面倒がって抵抗していたけれども、慣れてくると何とも思わずに自然に行動してしまうのです。
小さい頃から数えると、恐らく何十年間も継続しているはずです。
多分現在も継続中です。
身近なことですが、歯磨きや手洗いを継続することによって、虫歯を防いだり手からウイルスに感染することを防いだりすることができているのです。
ほとんどの人は、歯磨きや手洗いがとても楽しいと感じることはないと思いますが、楽しく感じなくても習慣になっているのです。
さらに、歯磨き粉の進歩や洗剤の改良によって、虫歯だけでなく歯周病や感染症の予防もできます。
殺菌力の強い洗剤のお蔭で悪性の菌に侵されなくなりました。
言い換えると、簡単な習慣によって、私たちの生活にいい結果を出していると言えます。
仕事もコツコツと継続していくことで知識や能力も向上します。
そして、仕事の成果が上がってくると責任ある立場の役職に就くことにもなるのです。
いい結果を出せるのです。
ちょっとしたことで挫折しない
継続力が身に付いている人は、新しいことにチャレンジする時にはいきなり長く継続しようとは思っていません。
新しいことが自分に合っているかどうかを、時間をかけて判断するのです。
自分の習慣に取り入れる必要があるかどうかは、充分に検討するようです。
場合によっては、三日坊主に終わってしまうこともあるのです。
しかし、新しい職場に異動することになった時や、海外転勤の辞令が降りた時などは、時間をかけて対応することができません。
そんな時には、必要なことは継続して学ぶ時もあるのです。
新しい職場用の知識を吸収したり、語学を習得したりする必要が発生します。
そんな時には、継続力をあえて高めて習慣化してしまうのです。
新しいことでも目標があって習慣に取り入れると、挫折することはないのです。
継続力がある人の特徴6個
それでは、継続力がある人の特徴について考えてみました。
何かの目標を持っている
何かの目標を持っている人は、継続力が強い性格の人です。
目標というのは、大きな夢のようなものでなくても、ごく身近なことでも構わないのです。
女性なら、年を重ねてもいつまでも若く見られたい、もっとスマートになりたいなどの目標を持っているはずです。
では、ダイエットを目標にするにはどういうことに注意して、何を継続すれば良いのかを探ります。
友人が実践している行動や、インターネットで公開されているブログなどを参考にする方法など、いくつも考えられます。
人気のモデルや芸能人の成功体験記などにも目を通し、継続し易い方法を求めるのです。
そして、具体的には食事のコントロールや運動によるカロリー消費などの方法を絞り込んで、生活の中に身近な目標を定めるのです。
後は強い継続力でその行動目標の達成のために努力するのです。
いつまでも若く見られたいと思う人は、紫外線を防いだり、食事バランスを考えて皮膚に潤いを与える栄養素を摂取して、ハリとツヤを保つことを目標に継続しているのです。
何かの目標に向かって継続することを習慣化させているのです。
好きなことをやってる
好きなことは続くものです。
自分が興味のあることは、一生懸命になることはよくあることです。
そんな事をしているの?と不思議がられても平気なのです。
元モーニング娘の後藤真希さん。
彼女もず~っと継続していることがあります。
それが「モンスターハンター」というゲームのマニアなのです。
このゲームの世界では超有名なゲーマーだそうです。
好きだからやっていると言えば簡単ですが、半端じゃないくらい継続しているのです。
単なる趣味とか好きという言葉では片付けられないくらいのマニアで、総プレイ時間は7000時間を超えているとも囁かれています。
超好きだからできることで、すごい継続力だと思います。
わたしも驚いたので、紹介しました。
継続力で有名なのは、大女優の吉永小百合さんです。
彼女
が水泳を長年継続していることは有名です。
撮影の合間を見つけては、趣味の水泳を続けています。
なんでも、1日に1kmをゆっくりと泳ぐそうです。
3時間ほどかかるのですが、これをほぼ毎日365日続けているそうです。
地方ロケの時も、ホテルのプールなどを利用して泳ぐのだそうです。
関係者もそのことをよく知っていて、利用できるプールを確保しておくそうです。
クロールが中心ですがバタフライも得意で、CMにもバタフライで登場したこともあるのです。
この水泳を継続することで、精神的にも肉体的にも元気がみなぎり、健康管理には大いに役立っているようです。
ファンの方の話では、服を着ていると華奢に見えるのですが、プールで拝見すると肩の筋肉はしっかりとついていて驚いたそうです。
このように、好きなことがまずは継続の力になっていると思われます。
こだわりが強い
こだわりとは、ちょっとしたことでも必要以上に気にする性格のことです。
そして、こだわりが強い人とは、物事には簡単に妥協せずに納得するまで追及する性格の持ち主でもあります。
このように、自分が良いと思ったことには、トコトン追及する性格であるため、納得するまでは頑張って続けるということに通じるのです。
つまり、こだわりが強いことで、やり続けてやるという継続力が働くようです。
我慢強い
継続力があるからといって、そんな人はみんな我慢強い人だとは限りません。
逆に、継続力がある人というと、非常に我慢強い、または意志が強い特別な人だというイメージが強すぎるのです。
我慢強く継続している人もいますが、我慢や忍耐だけで継続できるのではありません。
自分がやるべきことを生活の中で習慣として取り入れている人が、継続力が強い人なのです。
小さなころはともかく、大きくなってから毎日頑張って歯磨きをする人がいるでしょうか?
それは、自然に行える習慣になっているのです。
楽しくはありませんが、歯を清潔にしたり口臭を防いだり、さらには歯周病や感染症を予防するという大事な行為であると認識しているためです。
ただ、最初に取り組むに当たっては、我慢強くやる必要もあります。
しかし、継続力とは根性論で語るものではないのです。
失敗しても続けられる
何かを続けてみようという気持ちが湧き上がった時は、失敗しても構わないのですぐに取り組むことが大事です。
取り組むタイミングが遅れてしまうと、また別のことに気を取られてしまい、意欲が半減してしまうからです。
充分な準備ができてなかっても、やりたいと思ったことに取り組むと、何か心に響くものがあるはずです。
最初は失敗しても良いのです。
三日坊主になってしまっても良いのです。
自分の心の中心にジンと響くものを感じると、それはあなたが継続してやってみようというサインなのです。
きっと自分のためになる、役立つことがあると直感で感じるからです。
そして、継続していくことで、目に見える形になって自分にかけがえのないものに成長していくのです。
継続するということは、成功に導く尊いものなのです。
頑固
自分にとって必要なことは、他人から見るとどうでもよいことの場合もあります。
どうしてあいつは、あんなことを続けているのだろうと思われる時もあるのです。
まるで頑固な人と言われる時もあるのです。
頑固とは、自分の考えが正しいと思い込み、他人の意見や価値観を受け入れることができない性格です。
好きな人のためにしてあげたいと思い込むと、周りの人の迷惑を顧みずにやり続けるという継続力を発揮するのです。
どんなに批判されようとも、自分の信念を継続するのです。
頑固だとか無駄だと非難されると、余計に継続力に火が着いて頑張る傾向にあります。
継続力がない人の特徴
何をやっても、すぐに止めてしまう性格の人もいます。
同じ高校に入学した友達がいますが、同じ部活をしようと運動部に入部したのですが、1ヶ月もしないうちに止めたいと切り出したのです。
止めたいという理由は、単に考えていたような部活ではないということでした。
そもそもあるTV番組で取り上げられていたことで、興味を持ったからです。
しかし、現実に取り組むと、練習がきついことに音を上げただけのことです。
その後は、音楽部に入部したのです。
しかし、これも先輩の部員と気が合わないとのことで、これも止めたようです。
このように、すぐに止めることができることにも驚いたのですが、このような継続力がない人も多いようで、継続力のない人の特徴をまとめて見ました。
すぐに言い訳をする
ある目標を立てて努力しようという試みは、なかなかうまく続かないようです。
その代表格は男性なら「禁煙」と「禁酒」、女性なら「ダイエット」です。
友人や取引先の男性で、ヘビースモーカーの人は必ずといって何人かはいるはずです。
そして、このご時世ですからタバコは止めたい、禁煙したいと言う人もいるのですが、なかなか上手く行かないようです。
医者から肝機能が悪化していると指摘されても、やはりお酒を止められない人も多いのです。
一大決心して、禁煙だ!禁酒だ!とみんなの前で宣言して行動に移しても、禁煙するとイライラして仕事ができないとか、値上がりしたら止めるとか、言い訳ばかりです。
禁酒についても、今日は誕生日だからとか会社の記念日だとか、やたらイベントを取り上げて飲む始末で、言い訳ばかりなようです。
女性がダイエットに取り組む場合も、食品バランスを考えて食べたり、炭水化物を控えて運動でカロリーを消費する方法などいろんな方法を考えます。
しかし、だいたいは三日坊主か1週間が限度です。
取り組んだダイエットの選択が間違っていると言う始末です。
そして好きなだけ食べて、このサプリを飲むとダイエットができるとか意味不明な言い訳をして挫折してしまうのです。
継続できない人は、とにかく言い訳が得意なのです。
ネガティブな発言が多い
最初の方で、石の上にも三年ということわざを紹介しました。
冷たい石の上でも、三年も座っていると暖かくなるという意味で、三年も継続すると一人前になって行くということでもあります。
しかし、早く結果を出したいという人は焦ってしまい、まだまだこれからという時に諦めてしまうことがあるのです。
継続している途中の段階で、このまま継続しても上手く行かないと勝手に判断してしまうのです。
「もう少し頑張れば、きっと上手く行くよ」と励ましても、自分はそうは思わないとネガティブな発言をしてしまうのです。
何とか継続しようという前向きな気持ちよりも、何故かネガティブで後ろ向きな気持ちを持ってしまうことが多いようです。
現実に悪い結果が出た時には、先輩が悪いとか上司が悪い、テーマが悪いと自分の責任よりも他人のせいにするのです。
ネガティブな発言に終始するのです。
こんなことを繰り返していると、成功するチャンスを逃してしまいます。
継続力を身に付けて成功したいなら、ネガティブな発言は控えることです。
集中力がない
集中力はそれほど長くは続きません。
わたしたちが何かに集中して作業をする時は、30分から1時間が限度でしょう。
それを超えると頭の働きが低下して、集中できなくなるのです。
例えば海外からのTV中継で、外国語の同時通訳の仕事などは集中力が重要です。
この通訳の持続時間は15分が限度だと言われています。
学校の授業の時間も、45分、60分、90分とだんだんと年齢が高くなるに連れて長くなっています。
これも、集中できる時間から判断して決めているようです。
人間の集中力は90分が限界だそうです。
このことは、継続力というのはずっと集中力を維持している状態ではありません。
集中しては休息して、休息が終わるとまた集中してという作業の繰り返しなのです。
このサイクルを維持することこそ継続力なのです。
ただ、途中でこの集中力が欠如してしまい、同じ作業を行うことが出来なければ、継続が途絶えてしまいます。
諦めであり、集中の放棄になります。
もうそれはやらない!と決別することを意味します。
集中できなければ、継続力も衰えます。
諦めが早い
物事に集中することを避けると、継続力が下がると言いましたが、継続力がない人は諦めも速いようです。
しばらくは、何かに集中して楽しんで継続していたのに、急に行動を起こさなくなる時があります。
楽しく無くなったか別のことに気を奪われるようになったのです。
継続できない人は、浮気っぽくてすぐに別のことに興味が移るようです。
昔からのことわざに、「隣の芝は青い」という言葉があります。
何でも他人のものはよく見えるという意味です。
自分がこれは良いと思って続けていても、他人がやっていることの方が良いのではと思い込んでしまうことです。
そのように思い込んでしまうと、もう継続力は大きく低下するのです。
他人がやっていたことに切り替えてしまうのです。
女性の化粧品の選び方やダイエットの方法なども、他人のものが気になるものです。
そして、他人のものの方が良いと判断すると、サッサと切り替えるのです。
継続力がない人は、諦めが早いのです。
いい意味で切り替えが早い
諦めが早いということは、もうとっくに別の方法やものを見つけているからです。
まだまだ継続するには納得できないことがあるということです。
そして、継続力がない人は他人の行動や情報をよく観察しています。
そして、自分のものと絶えず比較して評価をしているのです。
女性が化粧のノリを良くしようと決心して、お肌の若返りの方法を考える時に、効果的な化粧品をいろいろと試しています。
友人のお肌が潤っていてハリもあることが分かると、すぐにその化粧品を聞き出して挑戦します。
化粧品だけでなく、合わせてサプリメントも効果があると聞くと、そのサプリメントも購入して試してみるのです。
あくなき追及が始まるのです。
女性の化粧品の商品開発が進んでいることは、そのような期待を持った女性が多いことを示しているのです。
このようにチャレンジが続いていくことは、何かの商品に魅力を感じて、ずっと継続する力は落ちています。
継続力はないけれども、いい意味で切り替えが早いことを示しています。
継続力を着けるためにやるべきこと
継続力を着けたいと思っている人は多いはずです。
いつも三日坊主で終わってしまい、その後が続かない自分に、嫌気を差しているのです。
コツコツと継続する人を羨ましく見ているのです。
受験勉強や仕事、好きな趣味まで、継続できればどんなに素晴らしいことでしょう。
新しい人生が開けるかも知れないのです。
夢を叶えるのには必要不可欠な継続力です。
そんな希望を持っている人に、継続力を着けるためにやるべきことをまとめてみました。
時間を確保する
何かを継続するには、絶対必要なのが時間です。
何かの目標を立てて、それに向かって継続的に努力するには、それのための時間を確保することが大事です。
時間がなくてもできるという人もいますが、これから継続して実行するには、やはり余裕がなければなりません。
毎日それをやる時間を確保するのです。
決まった時間にやるように、時間割のように決めていても良いのです。
午前は何時から何時まで、午後は、夜は、というように決めておけば良いのです。
仕事やバイトのスケジュールが入っていたら、それらを避けて設定すれば良いのです。
ただし、心を切り替える時間も必要なので設定しておきます。
継続できなくなった時の言い訳の代表は、「時間がない」という言葉です。
最初からこの言葉を封じておくのです。
毎日やる時間だけを決めても変更せざるを得ない時もあるので、自分が好きなことや必要なことと連動させることもアリです。
例えば、昼食や夕食に合わせて、それをやり終えてから食べることにするとか。
これをやり終えてから寝るなど、自分の生活パターンに合わせる方法です。
知らず知らずの内に、時間を確保することができるのです。
これを生活習慣のひとつとして組み込んでしまうのです。
すると不思議に時間が確保できます。
ただし、1回このパターンを崩してしまうと次々に連鎖しますので、継続力を上げるためにも本当に実行することが大事です。
金銭的自由を手に入れる
継続力を身に着けるためには、時間の確保が重要と書きました。
しかし、それと合わせてやりたいことを行動に起こすためには、金銭的な余裕も必要です。
全くの無銭状態では、自由に活動はできません。
好きな趣味を継続するにも、彼女との交際を継続するにも、資金は必要です。
前もって資金の余裕も確保することも大事です。
計画を立てる
継続力を高めるためには、何を継続するのか、いつごろまでに完成させるかを計画しておきます。
趣味では、いつごろまでにどのレベルまで上達したいのか。
スポーツなら同じくどのレベルまで上手くなりたいのか。
そして競技会にも参加してどれぐらいの成績を残したいのか、計画を立てるのです。
その計画を元に、金銭面や時間の確保、自分の健康管理も含めておよそのスケジュールを作ってみるのです。
計画を立てれば、それに向かって継続するばかりです。
計画通り進んでいるかをチェックするのも楽しくなってくるのです。
目標を持つ
目標にもいろいろありますが、最短の具体的な目標を持つのです。
今週中にこのレベルまで進もうと考え、そのためには明日には、明後日までには何をやり遂げるのか小さな目標を立てて進むのです。
それらが達成していければ、大きな最終の目的に近づくのです。
3日坊主にならない
三日坊主は誰でも経験することです。
何も恥ずかしくなることはありません。
継続力を高めようと決めているなら、三日坊主の後に、リフレッシュして再挑戦すればよいだけのことです。
三日坊主を恐れることなく、ポジティブに行動する気持ちの切り替えが大切です。
上手く切り替えて再挑戦できれば、同じ三日坊主にはならないのです。
継続できなかった時の切り替え方を学ぶ
そればかりに集中し過ぎると、やはり体力的にも気力的にも衰えるのです。
長い登りの階段では、必ず途中に水平な踊り場を設けています。
脚の力が衰えてガクガクしてきます。
よっぽど毎日鍛えている人以外は、連続して登ることは無理なのです。
階段の踊り場で脚を少し休ませるためです。
継続して登るにはリフレッシュも必要なのです。
継続できなくなってきたと自覚したら、思い切ってリフレッシュするのです。
好きな音楽を聞いたりドリンクを飲んだり、散歩をして深呼吸をするなど、リフレッシュするのです。
やっていることを頭から切り離して、別の楽しいことをやってみるのです。
思い切って旅行に出かけたり、テーマパークに出かけたりする余裕も必要です。
継続することを見極める
自分が頑張ろうと決心したことを実際に実行する時です。
始めは慣れないことなので、なかなか効率も上がらず苦労することがあります。
こんなことで良いのだろうかと、不安になる時もあります。
でも、誰か仲間がいるとお互いに励まし合って、不安感から逃れることができるときがあります。
女性のダイエットも同じことが言えます。
ダイエットのエクササイズに疲れて挫折しそうになった時に、同じ気持ちの仲間がいると、お互いを励まし合って乗り切って成功する時があるのです。
仲間がいない時には、孤独に耐える強い志しも必要です。
なんとか三日坊主の危機を乗り越えると、1週間、1ヶ月と継続するように気を入れて頑張ります。
すると、ある程度習慣化されてくることが実感できる時がくるのです。
自分はなんとか継続できていると喜びを感じる時期です。
こうやって、継続することを見極めるのです。
成功報酬を考える
ある一定の段階まで到達すると、自分に対するご褒美を計画しておくことも励みになるのです。
例えば、有名歌手のコンサートに出かける計画を立てて申し込みをします。
うまくチケットが入手できれば、それまでに何をしておくかという計画も立てます。
この計画を目標にして継続力を高めるのです。
それまでにできなければ、そのチケットをその歌手が大好きな友人に贈呈するとまで宣言しておけばバッチリです。
きっと頑張って継続していくことでしょう。
同じように、この段階まで継続できれば、奮発して高価な洋服を買うとか、仲間に食事をご馳走になるとか。
何か成功報酬を考えておくこともお勧めします。
ただし、その仲間にも、同じように成功報酬も考えてあげてください。
習慣化する
ここまで書いてきましたように、継続力を高めることは、本人の能力や忍耐力だけではありません。
普通の人もできていること、つまり習慣になってしまえば自然に身体や心が動いてしまうのです。
それが継続力の根本なのです。
何か感動することや強い興味を持つものが見つかれば、そこからがチャレンジして継続していくスタートになるのです。
継続力の注意点
継続力という意味が分かってきましたでしょうか。
あなたにはこの分野の経験が足らないと思う気持ちが芽生えれば、これを補う良いチャンスなのです。
もっと綺麗な文字を書きたいとか英会話や中国語を勉強したいと思いついたら、誰でもできることが継続力です。
根性ではない
42kmのマラソンコースを「3時間で走れ!根性で頑張れ!」と言うような無理なことをやらされるのではありません。
継続力とは根性で支えられているのではありません。
もちろん多少の根性は必要かも知れませんが、習慣として身に着けることから始まるのです。
最初は、マラソンコースを1日かけて走るくらいのペースでも構わないのです。
吉永小百合さんの水泳の話をしました。
これと同じように今月中に5kmを完走することを目標に掲げて、コツコツと練習を継続させて行くのです。
少し先の目標が達成出来たら、満足感を感じて次のステップに進む意欲も出て来るからです。
これの繰り返しで継続力が上がってくるのです。
精神論でもない
継続力とは、根性論でも精神論でもありません。
精神論的には「やる気」があれば必ずできるという考え方です。
先ほどのマラソンの話と同じですが、「やる気」や「努力」で完遂できるものではありません。
継続できるように生活習慣に取り入れるように仕組みを作ったり、最初の目標を少し低く抑えて置いて、達成できた時に自分にご褒美を用意したり、知恵と工夫も必要なのです。
気がつけば、楽しく習慣になって続けていける方法がベストです。
根性や精神論で続けようとすると、挫折してしまいます。
何かを継続している人に対しても、安易に「頑張れ!」だけを言うことは控えるべきです。
ただし、ゴール寸前での場面では、根性論も役に立ちます。
継続は力なり!(まとめ)
継続力を高める方法について書いてきました。
継続するためのノウハウはいろいろありました。
しかし、最後に伝えたいのは、「継続は力なり」という格言です。
何かの目標を設定してコツコツと努力することで、いつかは成功するという意味です。
しかし、最後に伝えておきたいことは、ただ単に同じことを繰り返して継続していくことは、その場でのエキスパート(熟練者)になるということです。
しかし、現代ではグローバル化が進行しているので、世界で通用するスペシャリスト(専門家)にまで到達して成功している人も多いのです。
あなたが、もっと広い世界で通用するようなスペシャリストを目指すなら、単に継続するだけではなくて、そこに到達した時点での結果を見据えることです。
そして最初の目標以上のもっと高いところに新たな目標を設定して、継続して行くことが必要です。
本当に成功できるかどうかは、結果を見据えて継続していくということに尽きるのです。