時々爪を噛んでいる子供を見かけることがあります。
先日も、近くに住む人がよく遊びに来る公園で、ベンチに座って爪を噛んでいる子供がいました。
年の頃なら4~5歳くらいと思います。
その子は両親と子供ふたりの4人家族のようです。
その近くで両親はもう一人の子供と追っかけっこをして遊んでいました。
お父さんが座って爪を噛んでいる子供に、こっちに来て一緒に追っかけっこをしようとしきりに誘うのですが、首を横に振って嫌だと答えているのです。
お母さんが「あの子は何か気に入らないことがあるのかしら」「爪を噛む癖が直らないようだし」と心配しているようです。
子供の爪噛みは、神経性習癖(しんけいせいしゅうへき)と呼ばれていて、欲求不満や愛情不足などの子供なりの精神的なストレスを感じた時に、その不安を和らげるためについ噛んでしまうようです。
何かをして気を紛らせているのです。
子供のストレスとは、親からの厳しいシツケや兄弟のうちの一方に愛情を注ぎ過ぎて不公平に感じる時、引っ越しや入園・入学で環境が変化した時、さらには幼稚園や保育園で嫌なことが会った時など、様々な要因が考えられます。
先ほどのベンチに座って爪を噛んでいた子供は、兄弟に対する不満が溜まっているのかも知れません。
大人になってもなかなか直らない癖があります。
貧乏ゆすりや指や首の関節をボキボキと鳴らす事、女性ならしきりに髪の毛をいじる事などです。
自分では意識してはいないのですが、人前で繰り返していると目についてしまいます。
初めて集まったメンバーでの会合の時に、静かに開始の時間を待っている時には余計に目立ってしまうのです。
もう一つの癖は、爪を噛むことです。
特に、成人の男性がみんなの前にも関わらず、モクモクと爪を噛んでいる姿は、参加意欲がないようにも見えてこちらのテンションも下がってしまうのです。
大人が爪を噛む時には、やはり精神的に不安を感じている時なのです。
イライラしている時、情緒が不安定な時、やることがなくて手持ち無沙汰な時、ちょっと緊張している時、何をしたらよいのか分からない時、などです。
爪を噛む行為によって、ストレスを発散させているようです。
爪を噛む癖のある人でも、自分が気に入った楽しいことをしている時には、決して爪は噛まないそうです。
つまり、爪を噛む心理は、ストレスなどの不満と、自分の出番がないという退屈さを感じた時に起こるようなのです。
ミーティングでも、何かの役割を与えて発言の機会を与えると、爪を噛むことは減るはずです。
言い換えると、その人はある意味で完璧さを求める性格のようです。
失敗やミスをすることが嫌で、人に仕事を任せることも苦手なようです。
行動もしっかりとした計画を立ててから行う性格なのです。
そして、自分の描いた通りに進まないと、落ち着きがなくなって自分の爪を噛む行動を起こすのです。
自分の爪を噛む癖を直したい!心理を知ろう
このように、爪を噛む人の心理は、物事が自分の思うように進まず、ストレスやフラストレーションを感じているのです。
まずは、何かに強い不満を感じていることと、それを修正することが難しいと思っているのです。
自分の気持ちの中では、これならこのようにしたら上手く行くはずだという確信を持っているのです。
しかし、自分の考え通りにやらせてもらえないとか、別の人の安易な意見に合わせてなぜ行動しなければいけないとか、フラストレーションが積み重なって行くと、自分の爪を噛んで抵抗を見せているのです。
爪を噛む時点で、かなりの不満のエネルギーが溜まっているはずです。
爪を噛む癖を直すには、爪を噛む人の心理を探ることが大切です。
わたしに任せれば、上手くやってあげるのに、という完璧主義的な考え方があるためで、この意識を上手くコントロールさせてやらないと、爪を噛む癖は直せないのです。
古い研究報告ですが、2015年3月にモントリオール大学精神科のキーロン・オコナー博士が48人の被験者を対象に調査したところ、爪を噛むような自分の身体をいじる行為を繰り返す人は、完璧主義者に多いという研究結果を発表しました。
この中で、「完璧主義者がこういった反復行為を行うのではないかと考えます。
彼らはリラックスしたり、仕事を正常なペースで行うことが出来ないのではないか」と述べています。
しかし、単なる爪噛み行動だけなら、フラストレーションを一時的に発散させて次の建設的な行動の代償行為とも考えられるとも肯定的に話しています。
しかし、こうした癖が止められずに日常生活にまで影響するようになれば、精神疾患として本格的な治療の必要もあるのです。
そして、もっと怖い病気を誘発することもあり得るのです。
それについては、次にまとめてみました。
爪を噛む癖が本当にやばい理由
小さな子供が爪を噛んでいると、何か不満があるのかな?とかわいそうに思ってしまいます。
また大人の女性が爪を噛んで物思いにふけっている姿は、爪を噛みながら何を考えているのかな?と彼女のことが気になってしまいます。
しかし、大人の男性が爪を噛んでいる姿を見れば、何か幼稚でいじめられっ子のようでもあって、頼りなく感じてしまいます。
例えば、就職の面接会場で面接官の質問に爪を噛んで考えながら答えていたならば、「なんだ、この学生は卒業できるのだろうか?会社でうまく人間関係は構築できるのだろうか?」ときっと不安を感じることと思います。
爪を噛む行為は、弱々しい性格を表すように見えるからです。
大人の男性の場合には、信頼性もなくなってしまいそうです。
このように、外見的な不安要素もありますが、もっと深刻な事情も考えられます。
それは、爪を噛むことによって指先は痛みと刺激を受けますが、それでも止められない理由はフラストレーションが溜まっていることと、痛みに反応して脳が「エンドルフィン」という快楽物質を放出するのです。
エンドルフィンは鎮痛作用がある物質で、爪を噛む行為を繰り返しているとこの快楽物質の放出が繰り返されて、「爪を噛むと気持ち良くなる」という勘違いを起こさせてしまうのです。
そこでふらすとが溜まってくると、気持ち良くなりたいという判断から、爪を噛む行為をまた行ってしまうのです。
これは、薬物やアルコールの依存症と似た行為で、明らかに病的な依存症と言わざるを得ません。
依存症なら、しっかりと治療する必要が出てくるのです。
でも、このような精神的なことだけでなく、肉体的な面でもいろいろと影響があるようなのです。
これらについては、次にまとめてみました。
爪の見栄えが悪くなる
爪を噛む癖がつくと、どうしても深爪になってしまって、爪や指にいろんな問題が起こります。
例えば、指の爪の横側が腫れてしまって痛くて仕方がなかったり、爪が縦ではなくて横に広がってくるようになって、横に大きな爪になってしまいます。
また、爪を噛むと爪をかみちぎる癖が着くので、爪の先がギザギザになってしまいます。
このように、爪の先が変形した深爪や横に広い爪の形は、女性なら爪の見栄えが悪くなって恥ずかしいのです。
さらには、爪の先を口に入れている時間が長いことから指の先がふやけてしまい、爪自体が噛みやすい薄っぺらい形状に変化していくのです。
そこで、爪が薄くて割れやすくなったり、裂けてしまったりするのです。
裂けると、爪の皮が剥がれやすくなって、指の先を保護する役目ができなくなるのです。
指の先をちょっとついたりぶつかったりしても、爪が割れて痛くて我慢できなくなるのです。
衛生上にもよくない
何と言っても指の先を直接口に入れるのですから、衛生上も問題があります。
爪を噛むときには指の先をキレイに洗うはずはありません。
トイレに行った時や電車で吊革を掴むとき、エレベーターに乗って行先の階のボタンを押したり、いろんな所の液晶画面を指先で押して操作する時もありますが、様々なシーンで指先は使用されるのです。
トイレは手洗いするとしても、それ以外では毎回毎回指先をキレイに洗浄することはあまりありません。
すると怖いのは、指先に付着した悪性のウイルスやバクテリアが付着したままの指を口に入れることです。
怖いノロウイルスなんかは、乾燥したウイルスが空中に舞っている時に、その空気を吸い込んで感染するのと、ドアのノブや食器などに付着したウイルスに触れることで、指先を経由して感染することは知られています。
もし、このウイルスが付着した指を不用意に口に入れて爪を噛むとどうなるか、読者の人はすぐに分かると思います。
このノロウイルス以外にもインフルエンザや胃腸炎など、感染症にかかる確率が高くなるのです。
また、爪噛みによって傷んだ皮膚にバイキンが入り込んで化膿したリ炎症を起こすこともあるのです。
そして、膿んだ状態のまま我慢して放置しておくと、爪周辺の皮膚の組織が破壊されてしまい、変形して肉が盛り上がり巻き爪になりやすくなります。
巻き爪になると炎症を起こしやすく、爪の間に溜まった膿は取り除くことが難しく、最悪の場合は医療機関で爪を剥がして治療しなくてはならない時もあるようです。
このように、爪を噛む癖は衛生上良くない行為なのです。
もしかしたら病気かもしれない
爪を噛むことは、無意識に行ってしまう行為(癖)ですが、髪の毛やまつ毛を抜いたり、リストカットなどの行為は、自傷行為に位置づけられています。
興奮して自分の身体を殴ったり、こぶしに血が出るほど壁を殴ったりすることも自傷行為です。
もっと身近な事では、擦り傷で血が出た時に、傷口が治りかけるとカサブタを剥がしてしまうことなどは、誰でも経験があることですが、これも自傷行為なのです。
リストカットでは、死に至ることもありますが、爪を噛む程度では死に至ることはほとんどありません。
しかし、自傷行為は何かのストレスが原因であることは間違いなく、そのストレスを和らげたり発散させるために行う行為なのです。
さらには、成長していく過程で得られなかった充分な愛情を求める行為でもあるようです。
爪を噛む癖が直らない時には、それは脳から分泌される快楽物質である「エンドルフィン」の影響で依存症になっているかも知れません。
大きくなってからの爪噛みの依存症を直すには、カウンセラーに相談するか精神科や心療内科にかかるのが良いでしょう。
爪を噛むことで「快楽」を感じている
先ほどの説明で、爪を噛む行為は自傷行為の一つと書きました。
心に残っているストレスやフラストレーションを和らげるための行為の一つなのです。
この行為を繰り返すことによって、噛むときに脳から快楽物質である「エンドルフィン」が放出されて快感を覚えるからです。
エンドルフィンとは、脳内麻薬とも呼ばれる物質で、特に「βーエンドルフィン」はモルヒネの6.5倍の鎮痛効果を発揮する究極の快楽物質とも呼ばれ、気分をハイに高める作用と気持ちを落ちつける作用も持っていると言われています。
マラソンを続ける人は、運動による肉体的なストレスを、脳から分泌されるβーエンドルフィンで和らげることで「ランナーズ・ハイ」を引き起こしているのです。
ランニングをしていて苦しい段階を越えると、ある瞬間から楽になって、さらには気持ち良くなるという現象のことです。
このような鎮痛作用は習慣性を持つことになって、快感を求めて爪を噛むという行為を繰り返すのです。
だから、爪を噛み続けている人は、噛んでいる時には快感を感じているのです。
だから、簡単に止めることは難しいのです。
不潔に見える
就職してからも、仕事をしながらも爪を噛む人も多いようです。
特に潔癖症の女性から見ると、爪を噛む癖のある男性は苦手なようです。
例えば、PCを使って仕事をしている時に、キーボードを叩かずに画面を見つめて思案をしている時に、無意識に指先を口に当てて爪を噛んでいるのです。
そして。
唾液が着いた指先でまたキーボードを叩くのです。
さらには、唾液が着いた指先で触ったクリアファイルを女性に届けるのです。
クリアファイルにも、歯垢の臭いが移っているようで触りたくないようです。
そんな爪を噛む癖のある男性は、ふらすとれが溜まっているのかタバコも吸う人が多いのです。
すると、口臭も酷くて近くには寄りにくく、彼の指先もきっとニコチン臭が強いのだろうと想像してしまうのです。
このように、爪を噛む人は、特に男性の場合は、女性スタッフはしっかりと観察して予防線を張っているようです。
爪を噛む男性は、不潔な人というレッテルを貼られますから、自覚のある人は止めるように努力するべきです。
感染症にかかる可能性がある
爪を噛む時には指先を口の中に入れます。
この指先が不衛生なら、悪性のウイルスやバクテリアも直接口に入れることと同じなのです。
すぐに感染してしまう危険があります。
また、指先の爪の周囲も炎症を起こす時が合って、この傷口からも感染症のバイキンが侵入することもあります。
指先が化膿している時には、膿が出ているとそのまま口の中に入り込みます。
こんな症状の時には特に注意するべきです。
また、インフルエンザやノロウイルスが流行っている時には、外出中につい爪を噛んでしまうとこんな病気にかかってしまいます。
さらには、海外から多くの観光客が来日し、感染症の危険地域からも入国して各地を観光して回っています。
マラリア、赤痢、コレラなどの恐ろしい感染症にもかかる可能性がありますから、外での爪噛みには特に注意が必要です。
爪を噛む人って何を考えているの?心理を知ろう
自分でも止めようと思っていても、自然に出てしまう癖というものがあるはずです。
自分ではやっていないと確信を持っていても、友人から「またおまえ、やっているぞ!」と癖を指摘されることがあります。
その指摘に対しては「いや、やってないはずだ」と否定はするものの、もう一人の友人に確認するとあっさりと「やっていたよ」と肯定されてしまいガッカリすることもあるのです。
それが癖なのです。
それに快感が伴うと、知らず知らずのうちに続けてしまうのです。
爪を噛むことも同じことなのです。
何か難しいことに直面してストレスを感じた時に、それにうまく対応する方法は無いものかと思案しながら、机の前で肘をついたまま指をアゴに持って行きつつ指先を噛んでしまうのです。
机に向かって座ると、自然な流れになっているようです。
これまでは、爪を噛む人の心理は、情緒不安定になっていたり神経質で緊張する時に行う行為で、イライラを解消したリ緊張を和らげる効果があるからとされていました。
しかし、最近の研究結果では、爪を噛む癖のある人は完璧主義者であることも分かってきました。
これはどういうことかと言うと、爪を噛む人は不満と退屈を感じるようで、これは不満=ストレス、退屈=フラストレーションを感じているということです。
簡単に言うと、欲求不満のカタマリとなっているのです。
「何でこんな幼稚なことをするんだろう」とか「俺なら、サッサと仕上げてやるのに」というストレスとフラストレーションも持っているのです。
また、自分が完璧にできなかったことに対するフラストレーションももちろん持っているのです。
要するに、完璧に出来ないことに対する自虐のエネルギーが溜まって、爪を噛んでしまうこともあるのです。
しかも、快感が後押ししているので、自然に爪を噛んでしまうようです。
しかし、ある年齢に達して自分を客観的に見るようになった時とか、自分の指を見た時に爪が割れたり深爪になっていたり、巻き爪で膿んでしまったりすると急に我に返るようです。
慌てて病院に駆込んだりして、ことの重大さに気付くようです。
では、爪を噛む人の気持ちについて考えてみたいと思います。
心にストレスを抱えている状態
社会人であれば、新しい会社で勤務するようになって不安なことが増えてきた時、社内で異動があって職場が変わったりして、ストレスが溜まってくる時があります。
こんどの職場では、自分の実力でうまく働き続けることができるのだろうかとか、怖い上司や先輩は以内だろうかとか、余計なことまでいろいろと考えてしまうからです。
恋愛の場面でも同じようなことが起こります。
新しい彼女ができた時に、彼女は自分のことをどのように思っているのだろうか、別の男性に横取りされてしまうのでは、などと普段から心配しています。
そして、別のグループの男女と一緒に合コンをやる計画があると聞くと、これからのことを考えながらつい爪を噛んで心配するのです。
彼女のことを考えるたびに、爪を噛んでため息をつくようになるのです。
イライラして爪を噛んでしまう
このように、これから起こる出来事について、このままで良いのだろうかという不安と、それに対して有効な手段が見つからないもどかしさからのフラストレーションで、イライラして爪を噛んでしまうのです。
爪を噛もうと意識するまでもなく、自然に指を口に当ててしまうのです。
極度な緊張状態にある時
緊張でつぶれそうになってイライラする時にも爪を噛みます。
例えば、就職試験を受けた時に、筆記試験は無事に終わって面接までたどり着いたのです。
控室で待たされて、順番に名前を呼ばれてkら面接室に入っていきます。
あと三番目で自分の面接の番が回ってきます。
どんな質問を受けるのだろうか、どんな人が面接するのだろうか、上手く質問に答えることができるだろうか、と頭の中は面接のことでいっぱいになってストレスを強く感じるのです。
このような極度の緊張状態で待たされていると、つい爪を噛む癖が出てしまうのです。
退屈でやることがない時
仕事も友人との約束もない時、久しぶりに朝からゆっくりと過ごすことがあります。
ランニングしたリジムに行って身体を鍛えるような趣味を持っていない人は、家でゴロゴロとすることになります。
ついスマホを手に取り、仲間とLINEをしたりゲームを楽しむことになります。
そして、途中で考え事をする時に、つい爪を噛んでボーっとしているのです。
時間に追われずに過ごすとき、退屈でやることがない時にも、つい爪を噛む癖が出てしまうのです。
強い不安を感じている時
イライラする、むしゃくしゃする、くそ忙しい、今後の見通しが立たない、などと強い不安や不満を持つときがあります。
このような状況になったら爪を噛む癖が出てしまうのです。
甘えたい気持ちを隠している
子供が爪を噛む癖がつく時は、もっと母親の愛情が欲しい、甘えたいという心理が強くなる時です。
もっと甘えたいというアピールなのです。
この心理は子供だけでなく、大人の場合にも起こりやすい気持ちなのです。
毎日いろんなストレスに直面しても、一生懸命自分なりに頑張っている時には、本当は誰かに甘えてみたい、自分の頑張りを認めてほしい、優しく抱きしめてほしいと思ってしまうのです。
しかし、そんな事はできないのでつい自分の爪を噛んで我慢しているのです。
「よく頑張っているね!」と言って抱きしめてくれたら、いっぱい甘えられるのに、それができないのでつい爪噛みで我慢することになるようです。
爪を噛むという行為は赤ちゃんと同じ
赤ちゃんが指しゃぶりするのと同じように、母親に甘えたいという願望が強いのです。
大人が爪を噛むという行為は、赤ちゃんの指しゃぶりと同じ行為で、思い切り誰かに甘えたいという願望なのです。
完璧を求めすぎてイライラする
何事にも完璧でありたいと強く願っているため、小さなミスや失敗が気になって仕方がないのです。
周りの人がうまく出来たと自慢していることでも、当人が気が付かないような細かいところにも目が行って、細かなミスを見つけてしまうとそのことに満足できなくなってしまい、モヤモヤした気分になるのです。
他人の細かなミスにも我慢できずにストレスが溜まるのです。
もっと大らかな気持ちで接すれば良いのですが、完璧を求めすぎるのでイライラしてしまうのです。
すると、自然に指が口に入り爪を噛んでしまうのです。
細かいところにも敏感
普段から、ゆったりとした気持ちで生活することができない性格なのです。
他人がやったことでも、自分とは関係ないことでも、いい加減なことは許せない性格なのです。
例えば、電車に乗る時にも、ホームにキチンと二列に並んでいなければ、そんな事にもイライラするような完璧主義なのです。
爪の噛み癖をしっかり治す方法8個
爪を噛む癖が直らないと、大人だったら幼稚に見られてしまうのですが、それ以外にも深爪になって爪の形が悪くなったり、指の先が膿んで腫れてしまったり、指先を舐めることで感染症にもかかりやすくなるので、衛生的にも問題があるのです。
女性ならまだ可愛く見える時もあるようですが、男性なら頼りなさそうに見えるので、上司で爪を噛む人がいれば幻滅してしまいます。
若いうちにしっかりとこの癖を直しておくことが大事です。
爪噛みの癖がある人は、自分でも止めようと一度は努力はしたはずです。
しかし、いつの間にか元に戻ってまた噛んでしまうのです。
しかし、爪を噛む行為をキッパリと止めたいという意志があれば、簡単な工夫で止めることができる方法があるのです。
どのような方法があるのかまとめてみました。
爪を噛んでしまったらすぐに記録する
爪を噛む癖のある人は、今から爪を噛もうと決心してから噛むのではないようです。
肘を持ち上げて上に折り曲げて、指を自然に顔の方に、それも口の方に持って行くのです。
すると、待っていましたとばかりに口が半開きになって爪を歯に当てるのです。
自然に流れに乗って行動するので、意識はほとんどないはずです。
そこで、癖をなくすには、まずは同じ行為を繰り返しているという現実を自覚させることです。
無意識ではなく意識づけることが重要です。
自分はまた爪を噛んでしまったという事実を明らかにさせるのです。
それには、爪を噛んだ回数を記録することです。
噛んでいると気づいたら、手帳かスマホにでも記録するのです。
このことによって、毎日何回噛んだかとか、どのような時にどんな時間帯に噛んだかも分かるので、注意すべき時間や場所も分かってくるはずです。
周りに爪の噛み癖を治すことを宣言する
「嘘をついたらダメですよ」と小さい時からしつけられて来ました。
嘘をつくことは信頼できない人間と見なされるのです。
だから、みんなの前で「爪を噛むことを止めようと決心したんだ」と宣言するのです。
嘘はつけないので、自分としても頑張るしかないはずです。
そんな宣言をしたなら、周りの人も気を付けて見ていてくれるので、もしも爪を噛んでいると「爪を噛んでいるぞ」と注意されるので、余計に気を付けることにもなって止めやすくなるのです。
爪の様子を写真で比べる
爪噛みを続けると、極端に深爪になったり、爪の先がギザギザに変形したリ巻き爪になることもあります。
それを写真に記録しておくことで自覚できるのです。
止めることによって綺麗な爪に変わっていく様子も分かります。
後々に振り返って考える時の材料にもなるのです。
噛めないぐらい短く切っておく
爪噛みのキッカケは、多分爪が伸びていて噛みやすい状態であったと思います。
だから、噛むことが難しいように、あらかじめ爪を短く切っておいて、常に噛みづらい状態にしておく方法もあります。
マニキュアを塗って噛めないようにする
女性の場合では、爪にマニキュアを塗っておくのも効果的です。
無意識に噛もうとしたらいつもの爪でないことに気付くはずです。
止めたいという意識があれば、我に返って噛むことを止めるはずです。
爪噛みをなくすために、口に入れると苦みを感じる爪噛み防止用のマニキュアも販売されているようです。
テープや絆創膏を貼る
赤ちゃんなら、顔を引っかいたりしないように手袋を使うことがあります。
でも、大の大人が人前では手袋は恥ずかしいでしょう。
せめて、医療用のテープか絆創膏を爪の先に巻いておくのです。
そこまですれば、噛む前には自覚できるはずです。
サロンでネイルケアをしてもらう
思い切ってネイルサロンで爪のケアをしてもらうのです。
噛もうとしたら綺麗な爪に気が付き、勿体ないと思って止めることができるのです。
女性なら付け爪で噛むところを覆ってしまうのも効果的です。
爪を噛みたくなったら違うことをしてみる
暇ですることが無いと爪でも噛んでしまいます。
だから、暇が無くなる様にバイトに精を出すとかドンドン合コンにでも出かけるとか、暇な時間を作らないようにしましょう。
それと、肉体を鍛えることです。
ジムに通ったりマラソンをしたり、神経質に考える時間がなくなるくらいに肉体を疲れさせることです。
家に帰れば、疲れてバタンキューと寝てしまえば良いのです。
子どもの爪を噛む癖は治せる!
上から目線で「止めなさい」と言っても、一時的には噛むのは止めますが、また戻ってしまいます。
根本的な原因を取り除いてあげないと無理なのです。
その原因とは、愛情不足と欲求不満が大きな要因です。
何が不満なのかをうまく聞き出して、ギュッと抱きしめてあげる時間を増やしてみるのです。
一つ一つの行動に理解を示して愛情を注いであげることです。
分からないことが出てくれば、根気よく教えてあげる優しさも必要です。
分からないままに放っておくと、爪を噛むことになるのです。
充分に子供とスキンシップを図ることが重要です。
また、爪を噛むと口にバイ菌が入ってきて、病気になると注意することも効果的です。
大人になる前に克服させよう
大人になると、爪噛みの癖はなかなか直らないものです。
それは、自分の思うようには進まなくなるので、ストレスも格段に増えて来るからです。
子供の頃の爪噛みが長く続いていると、大人になってもつい噛んでしまうのです。
自傷行為も気になるので、大人になるまでには止めるようにさせましょう。
綺麗な爪で清潔感のある人になろう
爪噛みは、大人の男性がする行為としては、みすぼらしい感じに見えます。
何か自信なさそうなイメージに見えて、仕事でも信頼してもらえなくなりそうです。
それと共に、女性から見たイメージとは、爪を噛んだその指でいろんなものに触れるということがとても不潔に見えるのです。
唾液が着いた指先で共通のものに触れられると、一緒の部屋で仕事をする上からは潔癖症の人にとっては耐えられない事なのです。
爪を噛む人の中にはタバコを吸う人もいるはずで、タバコ臭が不快に感じる人もいるのです。
爪を噛む癖がある人と分かっていると、何かを手渡しで貰う時には相手の指先を見つめてしまいます。
そこに、爪がほとんどなくなっていたり爪の先が変形していたりすると、そのことが気になってしまって応対がギクシャクしてしまいそうです。
男性も女性も、綺麗な指先で仕事をすることは清潔感にあふれた紳士な人間として見られるはずです。
爪は表面の線や色、形でその人の健康状態が反映されます。
健康な爪は、表面がなめらかで薄いピンク色に見えます。
綺麗な爪は清潔感のある人に見えます。
せっかくの綺麗な爪を噛んで痛めて汚さないように、心がけることが重要です。